第33話 ページ33
「今日は疲れたね〜。」
「早く寝たい。」
「離れってなんだか言ったことないから楽しみですね！」
と声を口々に揃えていてその声を聞いて1日でよくこれだけ味方増やせたと思い、自分でもやるなぁとウンウン首を振る。
すると
「今日のご飯はなんだ？」
「私はお寿司がいいなぁ。」
と言うから
『お寿司いいですねぇ！じゃあ人数も多いしお風呂入ってから手巻きにしましょ！』
と言いながら後ろを振り返ると、
緑色の二人が最初から一緒にいたかのように歩いていた。
『「「「「「「！？！？！？！？」」」」」」』
その場にいた二人を除いて一斉に驚く。
「う、鶯丸と石切丸！？！？」
加州が驚きを隠せず声を裏返して名前を呼ぶ。
「あぁ。腹が減ってな。着いたら茶を出してくれ。」
「実は手入れ部屋に君たちがいた時話を聞いてね。戦は苦手だがこんな邪気の溜まった場所はゴメンだからね。」
『は、はぁ…。離れ着いたし、お腹…空きましたから早く食べようか。』
としか苦笑いしながら言えなかった。
ご飯の準備をしながら刀剣男士達をお風呂に入れタオルなども出口の付近に用意する。
『湯加減はどうですかーー！！！』
昼間掃除したおかげで離れの大入浴場は使えるようになり露天風呂も使えるようになったのだ。因みにシャンプーなどの補充も十分に行った。
「大将、最高だよ！！」
「久しぶりのお風呂です…！」
「気持ちいいねぇ。」
「雪…降り始めましたけどね。」
「それが風情ってもんだろ？」
「茶があれば最高だがな。」
「安定ここで寝たら死ぬんじゃない？」
「はっ！？！？」
などという声が聞こえ気持ちよかったらいいやと安心する。
まるで母親になった気分だ。
(ママ…、姉さん…、パパ…。)
現世の家族を思い出し切なくなる。
実は携帯の充電器を忘れ連絡するすべを無くしてしまったのだ。
(心配してないといいけど…。)
そう思いながらもご飯を準備する手は止まらない。
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レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです！清光君可愛いですね(*￣∇￣*) (2018年11月17日 19時) (
レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - 面白いって言われると励みになります！初作品なので不安ばっかでしたが皆さんにそう言って頂けてとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年12月12日 7時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いです！これから、続きが楽しみです！更新、頑張ってください！ (2017年12月11日 16時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)
鶴じい - お・も・し・ろ・い！！ (2017年12月11日 14時) (レス) id: a5977de54d (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - ありがとございます！そう言っていただけると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2017年12月10日 18時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：犬将軍 | 作成日時：2017年12月8日 2時
