第32話 ページ32
「ってことだから、俺の主に傷つけたら許さないよ。」
とにこやかに言いA の手を引き連れて下に降りてく。
『信濃…。良いの?会いたかったお兄ちゃんじゃん。』
「俺の今しなきゃいけないことは大将を守って兄弟、いや、この本丸みんなを助けることだから。和解ならあとでいくらでも出来るし…。」
と言いながらも寂しそうな横顔がA の心に引っかかる。
(本当にいいのかな。)
と思いながらみんなが待つ手入れ部屋に向かう。
「お待たせ〜!」
『みんな待った〜?』
そう声をかけると一気にみんなが駆け寄る。
「A 大丈夫?!」
「貴方なら平気そうですね。」
「弟を救ってくれてありがとよ。」
「前田と申します。事情は聞きました。先程はありがとうございます。」
そう言われ嬉しくなる。
すると、後ろから
「A …。」
と声がかかる。
『清光…?戻ってきたんだ。』
「うん。俺はこの本丸の初期刀としてけじめを付けることにする。だから…協力するよ。」
と言うとボロボロ涙を流す。
『わぁぁぁぁあ!?!?』
『泣かないで!?よし、前田君と清光、薬研を内緒で手入れしちゃって離れに行こう!』
そう言って三人を手入れしてから離れに向かう。
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レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです!清光君可愛いですね(* ̄∇ ̄*) (2018年11月17日 19時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - 面白いって言われると励みになります!初作品なので不安ばっかでしたが皆さんにそう言って頂けてとても嬉しいです!ありがとうございます! (2017年12月12日 7時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いです!これから、続きが楽しみです!更新、頑張ってください! (2017年12月11日 16時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)
鶴じい - お・も・し・ろ・い!! (2017年12月11日 14時) (レス) id: a5977de54d (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - ありがとございます!そう言っていただけると嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2017年12月10日 18時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:犬将軍 | 作成日時:2017年12月8日 2時