第22話 ページ22
『さて、宗三さん。』
「…なんですか。見習い。」
あっ、人間って言うのやめてくれたんだ。
『私は見習いだけどこの本丸を助けたいと思っています。』
(まぁ、そう政府に言われているしそんな冷淡な人間じゃないからな、私。)
「はぁ…。」
いきなり何言ってんだとでもいうような顔で睨まれる。
『なので、私は今決めました。』
『ここの審神者さんを倒します。』
「「「はぁ!?!?!?」」」
「流石俺の主!カッコイイ!」
「倒すって、殺すってこと?」
清光はある程度思い入れがあるせいで戸惑う。
『いや、殺すのはあとが怖いんでブラックだと言う証拠を全部掴んでその上で私が反逆します。』
そう、実はこの耳についてる小さい緑の宝石がついてるピアス。超小型性能抜群なカメラが中に埋め込まれているのだ。
こんのすけに説明を受け本丸に入る前無理やり穴を開けられピアスをはめられたのだ。
普通膿が出来ないように消毒したりと大変なのだがそこは「政府の企業秘密です!」と言われ一瞬痛いだけで穴が空いたのだ。
しかしカメラがついてると知られ誰かに耳を切り落とされるのも嫌なので誰にも言わない。
『うん、取り敢えず証拠の方は安心してください。』
「はぁ…。」
『なので私は反逆軍をつくります。この本丸を元の平和な本丸に戻すために…。』
「僕は協力するよ。」
「安定っ!!」
「なるほど、そういう事でしたら僕も手伝いますよ。あの女に小夜の代わりに復讐します。」
「宗三まで!!!」
「俺はもちろん主の刀だからね!懐刀として命に変えても守るよ!」
『清光は初期刀だもんね…。無理にとは言わないけど私はほんとにこの本丸を、見習いだけど、救いたいと思ってる。どうすれば皆を救えるか考えて。』
(まぁ、向こうの審神者を庇うならそれまで…か、)
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レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです!清光君可愛いですね(* ̄∇ ̄*) (2018年11月17日 19時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - 面白いって言われると励みになります!初作品なので不安ばっかでしたが皆さんにそう言って頂けてとても嬉しいです!ありがとうございます! (2017年12月12日 7時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いです!これから、続きが楽しみです!更新、頑張ってください! (2017年12月11日 16時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)
鶴じい - お・も・し・ろ・い!! (2017年12月11日 14時) (レス) id: a5977de54d (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - ありがとございます!そう言っていただけると嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2017年12月10日 18時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:犬将軍 | 作成日時:2017年12月8日 2時