誰より優しいキミだから②【iwfk】 (ページ7)

今日:14 hit、昨日:18 hit、合計:67,247 hit

メンバーページ7

紫side

照に留守番してもらって事務所に。
照の心身の状態と仕事のことを話すために。

紫「怪我はだいぶ回復してきたけどちょっと厄介なことになってるかも…」

白「厄介なこと…？」

紫「外の世界っていうか、家の外と俺以外と関わることを拒絶してる」

俺がそう言うと空気が重くなったのが分かる。

紫「皆が見舞いに来てくれた時もなんか妙に警戒してただろ？」

緑「確かに…ふっかにくっついて俺たちには近づこうとしなかった…」

橙「照兄っ…グスっ…」

グループのためにはもちろんだけど何よりも照のために色々な人と関わって優しい人も沢山いるんだと実感していってほしいんだ。

紫「照のためにもまた前みたいに楽しく仕事して色々な人と関わっていってほしい」

緑「でもそうなると今無理やり引っ張り出すのはかえって逆効果かも…」

結局そのままどうするかとかは決まらないままその日は解散になった。
照のこともあるからそこそこの時間で切り上げることになった。

赤「照のこと、頼んだ」

紫「おう」

黒「ふっかさんもしんどくなる前にちゃんと頼ってください」

紫「ありがとう」

とりあえずメンバーにだけでも心を開いてくれたら…。

みんなは狼だってことも知ってるから気を張らないでも居られるはずだ。

紫「どうすっかなあ…」

とりあえずお土産に照の好きな店でケーキ買って帰るかな。