等身大 ページ42
貴方side
桃「それから宛もなく彷徨ってたら夜になっちゃってあのダンボールをたまたまみつけて、いいやここで寝よって入ったらAちゃんに拾われたの」
大介の話は思ってたより数倍悲しいものだった。
信頼してた人からの理不尽な言葉の暴力と大介はずっと一人で戦ってたんだよね。
そんな経験をしたのに大介はいっつも笑って私に元気をくれていたんだ。
桃「SnowManも大好きだし、アイドルっていう仕事も本当に大好きだった。
だけどもう、分からなくなっちゃったんだ…」
必死に泣くのを我慢してる大介をそっと抱きしめた。
桃「Aちゃん…?」
「もう一人じゃないよ、私が居るから」
私がそう言う大介はそっと私の背中に腕を回してきた。
「泣いていいんだよ、ずっとこうしててあげるから」
そう言って頭を撫でると私の胸に顔を埋めて泣き出した大介。
大介の泣いてる姿を見るのは何回目だろう。
きっと私と出会う前はちゃんと泣けてなかったはず。
私の前では泣きたかったら泣いて、笑いたかったら笑って、そんな等身大の大介でいてほしい。
腕の中で涙を流す大介をとても愛おしく思った。
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湖蝶(プロフ) - 優月さん» 教えてくださりありがとうございます😭元々大毅でかいていたものを直してるため何度か名前や口調を確認しているものの直しきれていなかったようで…助かりました🙏 (2022年12月7日 17時) (レス) @page31 id: 9eabd6c192 (このIDを非表示/違反報告)
優月(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます!「定番メニュー」の大介の名前が大毅になってるとこがあったのでこちらで書かせていただきました!これからも応援しています! (2022年12月7日 17時) (レス) @page31 id: c40eaafe2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:湖蝶 | 作成日時:2022年12月6日 2時