桃色わんこ

家 ページ18

貴方side

スマホでSnowManについて調べる。

ネットの情報だから全部本当かは分からないけど大介のことをたくさん知ることが出来た。

知りたくても知れなかったことをこんな形で知っちゃうなんてね…。




「療養か…」




突然の活動休止、詳しくは発表せず療養とだけの発表。

ネットにはこの時の様子がどうだとか様々な憶測が飛び交っていてかなり話題になっていた。


一気に大介が遠い存在になったような気がして泣きそうになる。

けど、泣いたら大介に心配かけちゃうから泣かないように必死で堪えた。




？「Aちゃん！！」




ふと、聞き覚えのある大好きな声に名前を呼ばれた。




「大介…」


桃「もう、Aちゃんこんな所で何してるの」


「ちょっと酔っちゃったから夜風にでも当たろっかなって…」





どうにか繕った言い訳を言うと同時に抱きしめられた。





桃「馬鹿、すごく心配したんだからね」


「ごめんね…」




大介に抱きしめられて自分がうだうだ考えてたのが馬鹿らしくなった。


アイドルなんてそんなこと関係ない。
今ここにいる大介は私の知ってる大介だ。

いつも元気いっぱいでにこにこ笑ってる甘え上手な私のペット。





「帰ろっか」


桃「うん！！」





帰ろう、私たちの家に。
私と大介の大切な居場所に。

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