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ズタズタ ページ46

黒side

ふっかさんからヒートが収まったって聞いて居ても立っても居られなくなって康二の元に駆けつけた。

駆けつけたって何も出来ないけどそれでもただ康二の近くに居たかった。

凄く緊張しながら恐る恐る康二が居る部屋の扉を開けて中に入るとそこにはヒートの残り香のようなものがほんのうっすらとだけ残っていて康二に触れたくなるのをぐっと堪える。




黒「康二…」




名前を呼んでみたけど布団に潜ったまま反応はなくて寝てるのかなって確認しようと近づいていくと急に




橙「嫌っ…来んといて…!!」




と拒絶をされた。

愛おしい人からの拒絶は凄く胸が苦しくて泣きそうになるのをグッと堪えて「ごめんね…」とだけ言って部屋を出た。


好かれては居ないとは分かってたけどここまで拒絶されるなんて…。

ズルズルと廊下に座り込むと我慢しきれなかった涙が溢れて止まらなくなる。




黒「康二っ…」




運命に拒絶された痛みがズタズタに俺を切り裂いていくようなそんな感覚。




紫「めめ…」


黒「すみませんっ…」




そう言って立ち上がって帰ろうとすると「待って」とふっかさんに呼び止められたけど俺はそれを無視してふっかさんの家を出た。

あれ以上康二の匂いを感じているのは耐えられなかったから。

怒鳴り声→←スープ



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結人(プロフ) - まじ好きです!!話の続き楽しみにしてます!! (2022年8月12日 1時) (レス) id: bbd42340db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:湖蝶 | 作成日時:2022年5月1日 6時

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