ヤキモチ【寂しさにサヨウナラ】 ページ3
緑side
まさか自分にこんなに黒い感情があるだなんて思わなかった。
雑誌とかラジオでは嫉妬なんて出来ないって答えてたし本当に出来ないって思ってた。
なのに俺は今ヤキモチをやいて凄くムカついてる。
緑「佐久間の馬鹿…」
康二といつも以上に密着してイチャイチャしてる佐久間。
いつも比較的距離感が近いことは分かってるし今さらそのことで妬くとは思ってなかったのに…。
だって最近いつも以上にやたらと距離が近いんだもん…。
なんて誰に対してか分からない言い訳をしてるとふとあることを思いついた。
緑「やっぱりちょっと重いかな…」
いやでも前は佐久間から欲しいって言ってきたんだし大丈夫だよね。
緑「まあ引かれてもいっか」
少しくらい引かれたところで離す気もないしあんなに俺大好きな佐久間がこんなくらいで引くとも思えない。
なんて俺、こんなヤキモチやいときながら随分と余裕だな…。
桃「阿部ちゃん!!」
緑「どうしたの?佐久間?」
桃「んーん、かまって欲しかっただけ!!」
てまあどんなに妬いてたってこんな風に可愛いこと言われるとすぐにヤキモチなんてどうでも良くなっちゃうんだけどね。
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作者名:湖蝶 | 作成日時:2021年11月15日 3時