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ドアを少し乱暴に開けた犯人は緋山で、後ろに白石もいた
「ちょっ、緋山!藍沢、寝てるから」
緋山「あっ、ごめん…」
白石「藤川先生、どんな感じ?」
「あー、クッション持ってったあと、また咳がひどくなって落ち着いたと思ったら疲れたのか寝ちゃってなー、で熱を計れば39.7℃だし…辛いよな、」
白石「そう、…一応冷えピタ持ってきたけどいる?」
「あー、そうだな。そろそろ替えるか」
「ちょっと冷たいぞ」と小さく声をかけ、藍沢の額に貼ると冷たかったのか「ん、…」と声が漏れていた
緋山「こんな、ぐったりした藍沢見るの初めてかも、」
白石「そうね、」
「明日には少しは良くなってるだろ」
緋山「そうだといいわね、」
この後俺らはしばらく口も開かず藍沢を見つめていた
藍沢side
起きたときはもう朝だった
倦怠感も昨日より全然マシで熱っぽさもなくはないが楽になった
体を起こして窓の外を眺めていると
藤川が「おっ、藍沢起きてたのか」と言いながら入ってきた
そこから熱を計らされて、薬を飲んだ
熱は38.6で、高かったが昨日の39℃越えを考えれば楽に思えた
藤川「じゃあ、俺カンファレンスあるから行くな、?ちゃんと休んどけよ」
そう言って藤川は出て行った
この日から酷い咳が出ることはもうなかった
熱も微熱が続き、出勤出来ない日が続いた
そのため、次に出勤出来たのは一週間後だった
藤川「お、藍沢ー、今日から復帰か」
「あぁ、迷惑かけたな」
緋山「あー、本当によ」
白石「一番心配してたくせに、」
緋山「うるさいわね、ICU行ってくるわー」
白石「本当にツンデレね」
藤川「まあ、藍沢も無理すんなよ。まだ復帰したばかりなんだから」
「あぁ、」
藤川「じゃあ今日も頑張ろうな、」
end.
ーーーーーー
完結しましたーっ!
毎度のことですが終わり方が迷子です…
たっちょんさん、みーさん、どうでしたか?
自分なりに頑張って書きましたが、
満足できなかったらごめんなさい
こんな作者ですが、まだまだ書いていこうと思いますのでリクエストもよろしくお願いします
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茜 - わたあめさん、リクエストします。藍沢先生が低体温症になる小説書いてください。あと、藍沢先生がネット民に叩かれて、統合失調症になるのもお願いします! (2020年6月6日 15時) (レス) id: 428de47700 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - 面白かったです! わたし、こういう小説好きなので、また書いてくださいね。 (2020年6月6日 15時) (レス) id: 428de47700 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - ななさん、リクエストありがとうございます!作品が大好きと言っていただけて本当に嬉しいです!自分で書いてると不安しかないので…これからも頑張りますので、よろしくお願いします! (2019年3月26日 6時) (レス) id: 2eb53be325 (このIDを非表示/違反報告)
なな - わたあめさんの作品大好きなので楽しみに待ってます!後、難聴、目眩、頭痛はなるべく入れていただけると嬉しいです。 (2019年3月25日 22時) (レス) id: c38108b3ba (このIDを非表示/違反報告)
なな - リクエスト良いですか?藍沢先生が、何か(適当ですみません)ストレスが溜まってて難聴になったり、目眩が酷くなったり、頭痛がしたり(ストレスが原因なら、他に付け足してくださっても大丈夫です!)するお話がみてみたいです。よろしくお願いします。 (2019年3月25日 22時) (レス) id: c38108b3ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わたあめ | 作成日時:2019年3月9日 9時