コード・ブルー 体調不良

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藤川side

なんか藍沢がおかしい

気がする…

書類仕事をしている手は何度も止まるし、

少し、ぼーっとしているように見える

「藍沢、」

と声をかければ

藍沢「なんだ、」

と返ってくる

やっぱり俺の気のせいか、？

でも、それは気のせいではないことが数分後に発覚した



藍沢がパーカーを取り出してきたから、



これは流石におかしいと思って声をかける

「お前、寒いのか、？」

藍沢「‼…まぁ、少し」

緋山「あんた、熱ある、？」

緋山がストレートに聞いたから、俺は立ち上がって藍沢のデスクへ行き、額に手を当てると尋常じゃないほどの熱が伝わってきた

「あっつ！お前、熱あるぞ！」

と言ったらすでに雪村が体温計を準備していて、差し出してくれた

ちょっと最近はるかに似てきた？

と思ったが、今はそんなこと言っていられない

「藍沢、計れ、」

そういうと藍沢は抵抗をせず素直に計り出した

ピピッと音がなって差し出された体温計には39.1と示されていた

「お前、よくこの熱で耐えられたな、」

と言えば緋山が食いついてきて

緋山「何度だったのよ、？」

「39.1度、ほんとになんでこれで耐えられたのやら」

なんて呑気な会話をしていたら、藍沢が下を向いていて、変だなと思って声をかけた

「藍沢？大丈夫か？」

すると藍沢はいきなり口をおさえた

こいつもか…

と思いながら、藍沢の前に近くにあったゴミ箱を差し出す

「藍沢、吐いていいぞ、」

そういうと

藍沢「ゴホッゴホッ…ゲホッゴホッガハッ」

と吐き出した

吐いている藍沢は辛そうで…

ただ俺は藍沢に声をかけながら、背中をさすることしかできなかった

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