コード・ブルー 体調不良

2 ページ9

藍沢side

それから数時間たち、窓を見る

未だ雨は降ってないか…

まだ痛む頭を抱えながら見つめていた

と同時に今日1番聞きたくない音が鳴り響いた、

ホットライン……

行かないわけにはいかないため俺はバックを持って走り出した





ヘリの中で事故の情報を聞く

あまり、ひどくなさそうだな…

そう思い、名取に話しかける

「名取、今日はお前が指示を出せ、」

名取「…はい、」

それだけの会話をして現場に着いた


「さあ、どうする、患者は3人。頭部外傷、足の複雑骨折、手首骨折。」

名取「藍沢先生は頭部外傷の患者さんお願いします、雪村は俺についてもらいます、」

「あぁ、それでいい、」

俺がそう言ったあと、3人とも名取が言った通りに動く、

「翔北救命センターの藍沢です、分かりますか？」

患者「……」

意識ないな、

自分のバックから咽頭鏡とチューブを出して挿管する




処置が終わり、気づくと雨が降っていた

雨が降り、治療中は気にしていなかった頭痛もひどくなったように感じた


名取「藍沢先生、俺がみた2人の患者さんは白車で、二次救急に、藍沢先生がみた患者さんを翔北に搬送します、それでいいですか、？」

「………」

名取「藍沢先生、？」

「…あ、あぁ、それでいい」

名取「…分かり、ました」

そう言って名取は搬送準備に向かった

名取が搬送先を俺に確認したとき、俺は頭痛だけではなく、目眩、吐き気に襲われた

バレるのも時間の問題だな、

そんなことを考えていると

名取「藍沢先生、戻りますよ、」

と声をかけられ、ヘリに乗り込んだ

3→←藍沢 偏頭痛

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す