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…
渋「いらっしゃい」
大「渋谷さんって2年生やったんですね」
渋「おん……何年やと思ったん?」
大「1年か3年」
渋「なんやそれw」
ちょっと笑って、大久保はおもろいなって。
大「ぉおおくらぁっ!!」
この人絶対わざとや。
渋「丸〜、出ておいでや。昨日のでかい方や」
丸「でかい方?大倉くん?」
大「あ、お邪魔してます」
丸「ええんよ。僕もお邪魔してる人やから」
大「え?」
渋「…あ、そっか。俺バッチ付けんの忘れてたわ」
大「えっ、渋谷さんって一般じゃないんですか?」
渋「ちゃうよ。でも、金払ってへんから部屋はここにしてもらってんねん。
こっちの方が丸も過ごしやすいやろ?」
丸「お陰様で。
せや、おおくらくん、僕のことは丸ちゃんって呼んでな?」
大「あ、はい」
渋「じゃあ俺はすばるって呼んで。
苗字でってなんか嫌やし。」
大「分かりました……」
渋「でもなんで、お前みたいなんがこんなとこにおんねん」
急に真剣な顔になったしぶ…すばるくんは
俺の顔をじっと見る。
なんでも知ってるみたいな、真っ直ぐで、綺麗な目。
丸「?」
渋「…お前やったら、そやな……
山風学院に行かされそうやのに」
山風学院。
俺が父親に通わされそうになった学校。
東京の1番金のある学校で、日本一とも言われているところ。
そこに行きたくなくて、俺はここに……
って…
大「あんな、とこ……俺が行けるやけないやん」
渋「なんで?金はいくらでもあるんやろ?
お前のおやっさんは進んでここに入れたんか?」
大「っ!?」
すばるくんは、多分、俺が大倉組の人間ということを知っている……
なんで?
なんでや????
…
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裕香(プロフ) - 緑子さん» ありがとうこざいます! (2020年2月27日 11時) (レス) id: 301fe0be56 (このIDを非表示/違反報告)
緑子 - 続き楽しみにしてます! (2020年2月26日 22時) (レス) id: ffc04175b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年2月22日 13時