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#40 ページ41






渋「いらっしゃい」



大「渋谷さんって2年生やったんですね」




渋「おん……何年やと思ったん?」




大「1年か3年」




渋「なんやそれw」



ちょっと笑って、大久保はおもろいなって。


大「ぉおおくらぁっ!!」



この人絶対わざとや。




渋「丸〜、出ておいでや。昨日のでかい方や」



丸「でかい方?大倉くん?」




大「あ、お邪魔してます」



丸「ええんよ。僕もお邪魔してる人やから」




大「え?」




渋「…あ、そっか。俺バッチ付けんの忘れてたわ」




大「えっ、渋谷さんって一般じゃないんですか?」



渋「ちゃうよ。でも、金払ってへんから部屋はここにしてもらってんねん。


こっちの方が丸も過ごしやすいやろ?」




丸「お陰様で。


せや、おおくらくん、僕のことは丸ちゃんって呼んでな?」



大「あ、はい」




渋「じゃあ俺はすばるって呼んで。

苗字でってなんか嫌やし。」





大「分かりました……」




渋「でもなんで、お前みたいなんがこんなとこにおんねん」



急に真剣な顔になったしぶ…すばるくんは

俺の顔をじっと見る。





なんでも知ってるみたいな、真っ直ぐで、綺麗な目。





丸「?」



渋「…お前やったら、そやな……

山風学院に行かされそうやのに」



山風学院。


俺が父親に通わされそうになった学校。



東京の1番金のある学校で、日本一とも言われているところ。




そこに行きたくなくて、俺はここに……




って…



大「あんな、とこ……俺が行けるやけないやん」




渋「なんで?金はいくらでもあるんやろ?

お前のおやっさんは進んでここに入れたんか?」




大「っ!?」






すばるくんは、多分、俺が大倉組の人間ということを知っている……



なんで?




なんでや????









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裕香(プロフ) - 緑子さん» ありがとうこざいます! (2020年2月27日 11時) (レス) id: 301fe0be56 (このIDを非表示/違反報告)
緑子 - 続き楽しみにしてます! (2020年2月26日 22時) (レス) id: ffc04175b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年2月22日 13時

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