弐章 -「 自己紹介 」 のカタチ。- ページ5
▹▸A side.
ホームルーム後の休み時間、Aの席の周りには男女構わず人が押し寄せた。
「私、_って言うの!」
「俺 _〜。」
正直、とてつもなくやかましい。
しかし、高校生活に“友人”は大切だ。
にこやかに「そうなの、」と理解したフリをした。
はぁ、疲れる。
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周りに人が押し寄せる時間が休み時間の度続いたが、次は弁当だ。
Aの周りにはやはり人が押し寄せる。
そういえば、一言も話してない人がいたはず_
Aは、周りの人を押し退けるように、1人の男子の元へ向かった。授業中にもうたた寝している人。
昼飯だから、と言うように立ち上がった男子に、言った。
「あ、ねぇ、名前なんて言うの?てか何処行くの?」
▹▸影山 side.
昼飯だ。
よく寝たよく寝た、と言うように動き出す。
いつもの通りヨーグルトを買いに自販機へ行こうとしたら、今日来た転校生から話しかけられた。
名前と、これから何処へ行くのかを聞かれ、
「…影山飛雄。これから自販機に行く。」
と寝ぼけた様な顔で答えた。
参章 -「 男女の学校探検 」 のカタチ。-→←壱章 -「 出会い 」 のカタチ。-
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数珠丸恒次 - もうちょっと文字と、文字の、間をあけると、分かりやすいと思います。嫌味に聞こえたら、すみませんΣ(゚д゚lll (2020年10月31日 10時) (レス) id: 57a8ad7f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:昴 。 | 作成日時:2020年10月20日 18時