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入団試験二日目後半 ページ22
私は全て持って帰った風呂敷に包んで
服も本も髪飾りも煙管も
「ただいま」
阿伏兎「何だその荷物は」
「この星にあった物…私の物だから触れないで」
阿伏兎「何だイヤイヤ期か」
「……おっさん…今日は飯ないから食べるなら自分で取って」
阿伏兎「おっさんなんてひどいな」
「………もう少し散歩に行ってくる」
阿伏兎「死ぬなよ」
もう一回建物に戻った
まだ布団がありそこに寝っ転がった
「確実にここは母さんの家だ……」
母さんはここで過ごしていた一人で父さんに会うまでは
ここでしか母さんは生きられないのにアイツはちぎりとったんだ
無理矢理にでも連れていけばよかった
でもあんな拒まれ方したら連れていけないよ…母さん
そう考えながら寝た
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作者名：サーモン１３ | 作成日時：2023年11月23日 20時
