治ったらちゃんとちゅーしていい？[ym×hk] ページ10
hk side
いつもと違う変な感じで目覚めた朝。
最近の花粉症のせいか鼻の調子がおかしくて、それが喉にも響いてって感じだったんだけど。
『んっ…あー…』
やばいぞ。喉が痛い。それに…
寝返りをうって、随分前にぬくもりがあった場所に足を置く。
冷たくて気持ちいい。
認めたくない、認めたくないけど。
…これは、完全に風邪をひいた。
布団を剥いで起き上がって、ひんやりとした空気に異常な寒気を感じて。
またベッドの中に逆戻り。
『さっむ…熱、はかんなきゃ…』
でも動けない。どうしよ。
やまは朝からロケって言ってて、俺が起きないようにこっそり出たみたい。
たぶん今日の夜遅くまでいない。
よかったこれで風邪うつさないっていう気持ちと、1人じゃ寂しいって気持ちがぐるぐるしてる。
いやいや、何言ってんだ気持ち悪い。
とりあえず熱測らないと。
ようやく重い腰を上げ、フラフラなまま体温を測る。
…今日がオフでよかった。
やまがいなくてよかった。
音が鳴った体温計を見てそう思った。
『…37.9℃』
あいつ、この体温でもいつもの心配性が余計に発動しそうだもん。
絶対に言わない。買ってくるまでにどうにか治す！！
さてと…どうしようか。
まだ上がりきってない熱に変な余裕がある俺。
とりあえず、薬も食材もあるし…あ！スポーツドリンク！
一応買おうかな。
マスクをして、スウェットにコートという絶妙なダサさのまま俺は家を出た。
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ぽっぽ(プロフ) - はじめまして、hk受けを探していたらみゅーこさまのページに辿り着きました(*'▽'*)どのお話も好きなのですが特にBEST×hkシリーズがとても好きです！これからも応援しています(*'▽'*) (2018年11月12日 2時) (
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作者名：みゅーこ | 作成日時：2018年9月20日 13時
