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先の大戦で何かあったようであるが本人は「そんな昔のこと忘れたわ」と言って話したがらない。彼女の態度から察するに自身の技術を軍事利用されたものと思われる。望むと望まざるとに関わらず己の技術によって多くの犠牲を産んだことをずっと気に病んでいる様で、現在教鞭をとっているのも少なからず若い者を育てることによる贖罪の意味もある様である。
時が流れた現在でも戦争の記憶は根深く、時折悪夢に魘されているらしい。寝付きの悪さはその事にも由来しているのだろう。
また、実は既婚者である。とはいっても600年前の戦争で当の夫は戦死しており現在は未亡人となる。
600年経った現在でも夫を想っている様で、そのことは彼女の左手に光る結婚指輪からも伺える。
気圧の変化に弱く偏頭痛持ちであるため、雨の日や快晴の日は頭痛に悩まされている。大抵眉間にシワが寄っているので怒っているのかと勘違いされやすいが頭が痛いだけである。但し、体調不良で気が立っているので普段より怒りやすい為そっとしておくのが吉。
やや偏食気味でエグ味が強いものや独特の味がするものは絶対に口にしない。また甘いものが好きでよくお菓子を自分で作っているようだ。
多趣味で上記のお菓子作りや化粧品作りの他にも紅茶にこだわりがあったり、自室で食虫植物を育てていたりと忙しい。また、好きな物にもあるドライフルーツの洋酒漬けは自作。戸棚には色々な種類のフルーツが洋酒に漬けて保管されている。
それもあってか自室には物が多く錬金術関連の書籍や実験器具、趣味の道具等が大量にあって整頓されているにも関わらずごちゃごちゃとしている。
多忙故なのか並行作業が癖になっており、常になにか手を動かしている。今となっては常時何かしらの作業をしていないと落ち着かないらしい。
普段からよく飲んでいるからなのかお酒はザル。自身の許容量も理解しているため余程のことがない限り人前で酔うことはまず無い。ちなみに酔うと黙り込むタイプ。
出身は清明の国だが雨と湿気の多い気候は苦手だった様子。学園での生活は地元より過ごしやすいと言っている。
魔法道具である扇子に使われている金の部分は彼女の錬成したものであるらしい。常に手に持っており生徒を扇子で指すこともしばしば。
【関係】
様々な関係を広く募集しております。Twitterでお声掛けください。
恋愛関係に関しましては今も亡き夫を想っているため募集しておりません。
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【翠狼寮長】ヴィクトーリヤ・ウラジーミロヴナ・ペトロヴナ→←▽
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