嫌よ嫌よもなんたらと言いますが。 ( 黒橙 )

おかしいのはアイツ？ ページ7

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なぬっ！？？




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向「ちょ、ぶちょおっ･･･！！」


目「ンなとこにいたんだ？」

「おはよ。向 井クン、？」





つまみ出された俺に向けられた笑顔。




ぜっったい心の底から笑ってへん。







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向「あはは〜･･･」

「えっとぉ、」

「め、珍しぃやんかぁ目 黒クンが俺に用なんてっ･･･」






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そろりそろりと這いつくばって逃げようとする俺の目の前。



ドンッ！と


ピカピカの革靴が振り降ろされる。







目「3階、男子トイレ、今スグ、」






目「逃げたら昨日のばらすから」








俺目線へとしゃがんでボソリ、呟く顔は急にヤ○ザ。








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目「あ、じゃあ俺戻りますね」

「失礼しました」





ヒ ラリ 手を振る姿にさえ女のコたちはキュンキュンで、






部長「･･･彼って本当にいい男だよねぇ」







男の部長までもが夢中。






向「すんません、あの、」

「ちょっと･･･ト イレ行ってきまぁす･･･」







朝礼までには戻ってこいよ！




部長の大きな声を背中に浴びながら


どんよりとした気分で仕方なく3階へ向かう。








ほんっまなんで･･･






俺 アイツに恨まれるようなことしてへんのに。






逆に俺が恨みたいことばっかやんか？







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･･･それとも俺？→←背水の陣

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