波乱の予感･･･ ページ13
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そっ と離れていく表情は さっきまでとは打って変わって真剣そのもの。
冗談、なんて。
もしまたそう言われたら
俺もうなんも信じられへんよ、
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深「康 二のことずっと好きだった」
「北海道でもずっと･･･ずっっと、康 二のこと考えてた。康 二のことばっかり、」
向「ふ、っか さんっ･･･」
すり･･･と寄せられた人差し指。
妙にくすぐったくて 心地よくて。
深「嫌がんねぇの？」
深「お前、女のコ大好きだったじゃん、」
「･･･俺もオトコを好きになんのは初めてだけどさ、」
深「･･･なぁ。なんでそんな可愛い顔すんの、？」
俺もわからへんよ、ふっ かさん、
向「わ、かんなぃっ」
わからへんねん。自分が。
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深「受け入れてくれる、って･･･、そう勘違いしちゃうよ？俺？」
向「っ･･･」
ふっ かさんの瞳になら縛られてもええかな なんて。
そう思ってまう時点でもう俺はこっち側？
深「可愛すぎマジで･･･」
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再び寄ってくる唇に、何の躊躇もなく目を閉じた。
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「はいっ。そこまで〜、」
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パンッ、パンッ！
俺らの背後から聴こえたんは、あの男の低い声と 手を叩く音。
･･･そう。もちろん、目 黒。
目「フ カザ ワせんぱーい」
「部長呼んでましたよ？ふっ かくんどこだぁ〜？って」
深「･･･康 二、誰？知り合い？」
向「あ･･･えっと･･･」
「ふっ かさんが北海道おった間に、新しく入った営業部の･･･」
目「目 黒です」
目「ヨロシクお願いします♡」
にっっこり
嘘くさい笑顔を浮かべよったコイツ。
一瞬･･･光の速さで俺を睨んだのを見逃さへんかったぞ俺は。
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深「え〜！そうなんだ？」
「よろしくな目 黒！」
「今度3人でメシでも行こっか」
目「ワー、ヤッター、」
完っ壁棒読みやん今の･･･！！
深「そんじゃ！俺行くわ！」
"康 二"
"またあとでね？"
優しい声がこだまして、すぐにふっ かさんの姿が見えなくなった。
目「･･･"康 二"」
向「っは、！？ちょ、！？」
「何すっ･･･！！」
視界が一転。
目の前は怒りの眼差しを向けてくる目 黒。
背中には冷たい会議デスクの感触。
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伊達子(プロフ) - ぐりーんかれーさん» ぐりーんかれーさん、初めまして(●´▽`●) 神作だなんて恐れ多いお言葉…ありがとうございます(>_<;)！励みになります！！ (2021年3月27日 13時) (
レス) id: a4622db9e8 (このIDを非表示/違反報告)
ぐりーんかれー(プロフ) - やばいです。私はとてつもない神作に出逢ってしまいました。めめこじ大好き民なので、本当にやばいです。伊達子様最高です！！ (2021年3月27日 3時) (レス) id: 5c6f4c07d1 (このIDを非表示/違反報告)
伊達子(プロフ) - こじじさん» こじじさん、初めまして！コメントありがとうございます(●´▽`●) 一気読み嬉しいです〜！！更新頑張れます〜(><) 今後の展開もお楽しみに…！！ (2021年1月24日 23時) (レス) id: a4622db9e8 (このIDを非表示/違反報告)
こじじ(プロフ) - 初めまして！めっちゃ面白くて一気に読みました！めめこじ好きなので、ほんと面白いです。目黒が報われる…！って思ったらまさかでびっくりしました！笑 更新楽しみにしてます！！ (2021年1月24日 22時) (レス) id: 2e7657af2c (このIDを非表示/違反報告)
伊達子(プロフ) - 空さん» 空さん、初めまして！とっても嬉しいコメントありがとうございます(*´ω｀*) 更新頑張りますね〜！！ (2020年8月1日 14時) (レス) id: a4622db9e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊達子 | 作成日時：2020年4月29日 23時
