い ろ い ろ か ぞ く ２

桃side ページ30

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望side



智「きゃべつだよ？？」


違うで？？笑


参戦しよ。笑


望「はいはいはい！」


照「はいのぞむくん！」


望「レタスです！」


照「正解！」


智「、、、」


照「とも、？」


ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ


あちゃー、また泣いてしまった。笑


望「とも、泣かんよ。」


声をかけて抱っこ。


照「泣いてたらお料理できひんよー？」


智「、、ｸﾞｽｯ」


照「ふふっ、悔しかったなあ？笑」


智「ｺｸｯ」


望「泣きたいときは泣いてもええけど、


ちっちゃいクイズで泣いとったら人生大変やで。笑」


智「やってっ、、」


照「ふふっ、悔しいって感情はええことや、笑」


智「ｺｸｯ」


照「またお手伝いできる人！！」


智「、、、」


望「ほら、涙拭いて。」


智「ﾝｸｯ､はい、！」


それから再びお手伝いを再開したとも。


家族みんなでご飯を食べて、


ともと一緒にお風呂に入って、歯磨きして。


あっという間にともはもう寝る時間。


テレビを2人並んで見ていたら、首がカクカクしてきたとも。


望「もう眠たいやろ？そろそろ寝よか？」


智「んーん、ともくん、まだねむたくない。」


うそ、絶対眠い。笑


望「のんちゃんと一緒に、お部屋行こか。」


智「んー、ねないのっ、」


望「首カックカクやんか、笑」


智「のんちゃんっ、とっ、」


望「うん、一緒に寝よ？」


智「ﾌﾙﾌﾙ まぁだ、のんちゃん、とおるぅ、」


そういうことか、俺とおりたいから寝たくないんやな、笑


望「ともが寝るまでのんちゃん隣におるし、明日も一緒やから、笑」


智「んぅ、、のんちゃぁ、んふふっ、のんちゃぁ、すきぃ、」


望「ん、俺も好きやで。笑」


智「んふっ、ん、、」

　
半目状態でんふっ、と笑って、そのままの表情で寝た。笑


望「ふふっ、おやすみ、」


ともを寝かせて、一旦離れようとすると、


ｷﾞｭｯ


望「ふふっ、っしょ、」


袖をぎゅっと掴むその手をそっと離した。


智「んん〜、んちゃ、、」



負けず嫌いで、ちょっと泣き虫で、


甘えん坊で、俺のことが大好きな、笑


俺の大好きで大切な、可愛い可愛い弟、とも。


しばらくは離してくれへんやろうけど、


寂しい思いをさせてしまった分、


たくさんたくさん兄弟2人の時間を作ってってあげたいな。


今だけじゃなく、これから先もずっと。


2人で酒を交わす日を夢見て。笑


とも、たくさんたくさん甘えてきてな？





fin.



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