い ろ い ろ か ぞ く ２

黄side ページ3

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淳太side




淳「あきと！！！とも！！！」


2人の元に駆けつけると、やっぱり俺の予想通り。


2人とも喘息の発作が出ていて。


淳「あきとっ、！しっかりっ！」


駆けつけてすぐに、安心したような顔をして、意識を飛ばした照史。


すぐに救急車を呼ぶ。


智「あっくん、！ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、あっくん！ねえじゅんたっ、ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、あっくんっ、」


吸入をして喘鳴は無くなったともが不安そうな顔をして俺に抱っこを求める。


淳「大丈夫。あきと〜、大丈夫やからねぇ、」


救急車が来るまで、俺はひたすら声をかけ続けた。




救急車がきて、病院に到着。


とりあえず、まだ起きてからやないとわからんけど、落ち着くまでは入院とのことやった。


智「じゅんたっ、」


横で医師の説明を聞いていたとも。不安そうに俺に抱きついてくる。


淳「とも、あっくん、ちょっとだけ病院にお泊まりやわ。」


智「とものっ、」


淳「ん？」


智「とものせいっ？とももっ、ゼーゼーなっちゃったからっ、あっくんっ、」


淳「ちゃう、ちゃうよ。大丈夫。誰のせいでもないの。」


智「とももっ、びょーいん、おとまりするっ、」


いつもは病院を嫌がるのに、照史のこと、ほんまに好きなんやな。


淳「それはできひんなぁ、しばらく俺のおうちやけど、お見舞いは来れるから。お見舞い一緒に来たろ？」


智「ともっ、おにまいっ、するっ、、」


鬼が舞ってる？？笑


淳「ふふっ、うん、しような、おにまい。笑」


智「うんっ、


あっ！はまちゃ、、」


淳「えっ？おっ、ほんまや。笑」


崇「よっ！病院の先生から連絡きてやなあ、びっくりしたでぇ、ともくん大丈夫やったかぁ？」


保護者が俺しかおらんから、緊急連絡先の俺の次は、はまちゃんになってる。


先生も2人の事情を知ってるし、連絡してくれたみたい。


智「とも、、だいじょうぶ、、あっくんっ、、」


崇「にいちゃん、心配やなぁ？入院なん？」


淳「そうやねん、、」



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