21.出水HBD！ ページ22
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「出水〜誕生日おめでと」
緑川「いずみん先輩おめ！」
米屋「おめ〜これオレらからな」
出水「サンキュ！つーか待って、なにおまえら、それ買ったの？」
「そうだよ！今日のために！」
出水の誕生日焼肉会に参加する私達は、先に集合場所に来ていた太刀川隊の元へ駆け寄った
米屋と駿と私の3人は、去年の出水の誕生日にボーダーのグッズとして発売された「千発百中Tシャツ」をお揃いで着てきた
太刀川「なんだお前ら！俺たちも揃えれりゃ良かったか？」
国近「そうだね〜でもにのさんは着てくれなさそう」
唯我「…これを見たあの人の表情が浮かびます」
米屋はオレンジ、駿は緑、私はピンク。いかにも公共の場で目立ちそうなカラーを購入したわけだけど、一応誕生日パーティーだし問題ない！
さっき渡したプレゼントとは別で、もう一つ出水に渡す
「これは出水の分！」
出水「おれ全色持ってっけどな」
米屋「甘ぇーな弾バカ」
出水「誰が弾バカだ、槍バカ」
「駿、開けておやり」
緑川「ラジャ」
敬礼をした駿はTシャツが入った袋の包装をとく
バッとTシャツを広げて、じゃーん！と見せた駿に、おおーっ！と目を輝かせる出水
「企画部の人と一緒に、特別バージョンを作りました〜！」
出水「マジかすげーな！」
普通のと同じ千発百中という文字に、キラキラのラメを施してあり、背中には新しく「全攻撃」とプリントされたデザインのTシャツ。まるで文化祭だ
「うおー！背中もマジカッケェじゃん！さんきゅーな！」
「でしょ〜？」
米屋「写真撮ろーぜ写真！」
緑川「いいね！」
きゃっきゃ、とみんなで写真を撮り始める私達は、少し離れたところからその場が目に入り、立ち止まる防衛任務終わりの二宮隊には気づかなかった
二宮「…………」
氷見「色まで騒がしいですね…」
犬飼「気持ちは分かるんですけど、行きましょ〜」
＊
HAPPY BIRTHDAY 出水！
＊
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国近「…あ、二宮隊きてる〜」
出水「見てくださいよこのTシャツ！カッコよくないすか！」
二宮「…いいから仕舞え」
「あ、辻ちゃ〜ん！本当に来たー！」
辻「…ぁ、…ど、も…………」
氷見「こら、辻くんで遊ばない〜」
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作者名：ゆこね | 作成日時：2019年8月2日 2時
