可愛くない我らの紅一点 3

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有岡side






楽屋。Aはずっとボーっとしている
..,いつもはうるさいのに、なんだか不安になる







有「Aー..A？おーい！」




『うわっ！なに？！』




有「え、ずっと呼んでんでんだけど」






そんな驚かれたらなんか傷つくんだけど！








有「..なんかあった？悩みなら聞くけど」



『..大ちゃん』






ゆっくりとAがこっちを向く






『大ちゃんが優しいとか怖いんだけど』



有「失礼！」



『んー、悩みって言えば悩みなんだけど。今共演してるあの男の子いるでしょ？ご飯誘われてさ』



有「え？..二人？」



『そうそう』



山「どこのどいつだよ、そいつ」








やべぇ、プロドル山田が怒っている







『でもなー、ツアーもあるしなー』




山「そうだよ、ツアーあるからやめたほうがいい。休めるときに休んだほうがいいよ。ね？大ちゃん」




有「お、おう」








肩に置かれた手が重い。痛い。怖い。







『ありやまちゃんがそんなに言うなら、行くのやめようかな』





山「別に俺はどうでもいいけど！」





『ツンデレ山田めー、ほんとはやなんでしょ？ん？』





山「行ったきり帰ってくんな！」





『ひど！大ちゃん！山田がいじめる！』




有「うるせぇ」








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