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私が気付かないうちに、みんなこっちの一連の流れを見ていたみたいだ









ざわざわと回りが言っているとき










蘭「ハハ さっすがA
やっぱ強ぇな」





竜胆「舐めてたアイツらが悪い
ここからはAの流れだな」











いま私は完全に注目の的





いままで生きてきたなかでこんなに大勢の人に見られるってことは初めてだと思う。








でも…









なかなか悪くないかも










なんて思いながら周りを見ると



いつまでも私たちを見ているわけではなく、

自分たちの目の前のやつと喧嘩を再開していた





よし、私もこの調子で

















三ツ谷「Aちゃん、ごめん
完全に舐めてたワ
俺、女相手にしたことなくてさぁ〜」










喧嘩って男がするもん

そりゃそうでしょと思いながら聞く



三ツ谷「でさ、力の加減がよくわかんねぇんだよな
Aちゃんかなり強いぽいけど本気出しちゃっていい感じ?」



三ツ谷は、少し笑いながらそう言う。



かなりの力で蹴ったのに、あの余裕ある感じ…



顔とか、特服だって砂とかで傷ついてるし





なのに、まだ喧嘩しようとしてる



なにそれ、腹立つ





多分本人も自覚してないだろうけど、きっとまだ私のこと舐めてる



"女だから"って





『当たり前じゃん
てか、最初から本気で来なよ

女だからって舐めないでって、何回言えばわかんの?』





怒りに身を任せて少し強めの口調で言う

睨みながら。










三ツ谷「ごめんごめん
次こそ本気でいくからさ」





『うん』





と、言った瞬間さすがに考えは変わったのか次は三ツ谷から動きだした



三ツ谷は私の方にまっすぐ走り、首に蹴りを入れようとする





さすが隊長って感じだけど、私には及ばないなぁなんて呑気に考える





サッと三ツ谷の蹴りを交わし、休む間もなくすぐに私が三ツ谷の顔面を拳で殴る





次はさすがに動きを読めなかったのか私のパンチをもろにくらい三ツ谷はズザァァァァと音をたて、数m私から離れた





三ツ谷「う"っ」





とか言いながら立ち上がる三ツ谷はやっぱり強い



そこらへんの輩なら、きっとすぐ逃げてくだろう





そろそろ片付けなきゃ

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作者名:バナナ | 作成日時:2023年4月15日 18時

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