コイノウタ弐 (ページ18)

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逢ふことの絶えてしなくはなかなかにページ18

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【圧倒的存在感！A撮り下ろし12P 】

月に1冊はどこかの雑誌で袋とじになり
出す度に10万部以上売れる写真集
男女問わず人気があり
イベントをすればメディアもファンも押しかけ
SNSは日本の有名人TOP10に入るフォロワー数

超人気グラビアアイドルなのに庶民的で、大物でも俺らみたいな芸人でもスタッフでも対応は同じ。目を見て話してくれるし聞いてくれる。Aのええとこを挙げたらキリがないからやめとくけど、彼氏としては男が近寄ってくる事が心配で...

「なぁ、」

『んー？』

「俺のこと好き？」

『ブッ！』

飲んでいたコーヒーを吹き出しかけるA。そんな姿さえも可愛いんよな

『な、何？いきなり変な事言わないでよ』

「可愛いから大丈夫」

『そうじゃなくて...で？』

「だから、俺のこと好き？」

『...好き。じゃなかったら一緒にいません』

伏目がちに俺を見て呟く姿を見たら、ぷつん、と切れた。持っていたマグカップをテーブルに置いて、Aをソファに押し倒す。

『えっ？！ちょ、ま、まぁくん』

「静かに」

『ん！』

いつもしっかりケアをしているプルプルの唇に自分のを重ねる。Aの唇を知ってからキスが好きになった。

『ぁ、、ま、』

さすがに苦しそうで唇を離して顔を見ると、目が潤んどる。

「俺も好き」

Aに告白して返事を貰った時にひとつだけ条件を出された。付き合ってる事は絶対に隠し通したい、と。

『んっ』

胸元に唇を這わすと吐息が漏れてくる。

「ほんまに好き」

簡単に会えんの辛いと思う事も嫉妬してまう事もあるけど、Aに触れられて、愛せるのは、好きだと言いあえるのは、彼氏である俺だけの特権。

『まぁくん、、っ、焦らさない、で』

こんなにも可愛いAを独り占めできる時間がずっと続けばいいのに。

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