私を、変えてくれたのは..... 2 (ページ6)

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まだ、、、ページ6

それから壱馬さんと他愛のない話をしてるとあっという間に時間が過ぎた

ふと手元にあるスマホが目に入り何となく手に取って時間を見てみると

A「え、」

壱馬「ん？どしたん？」

A「あ、いや、、もうここに来て1時間以上経ってることにびっくりして、笑」

壱馬「え、そんな経ってるん！？」

A「うん、ほら！」

そう言って壱馬さんに私のスマホの画面を見せる

壱馬「ほんまや、」

壱馬さんもびっくりしてるみたい、笑

A「そろそろ、？」

壱馬「……」

私がそう言うと何を言おうとしてるのか察したみたいで

さっきまでびっくりした顔だったのが悲しいような寂しいって言ってるような顔になった

そんな顔されたら帰りずらいじゃんよ〜泣

壱馬「…Aさん」

A「はい、？」

壱馬「……まだ、一緒にいたい」

小さく、でもはっきりそう言った壱馬さん

A「っ、、私も、まだ一緒にいたいよ」

でも明日は韓国に帰らなきゃいけなくて
早起きが苦手な私は早めに寝ないと起きられない可能性が高い

早めにって言っても12時はすぎるんだけどね、笑

A「ごめんなさい、明日が韓国に帰る予定じゃなければまだ一緒にいれたんだけど、」

壱馬「あ、いや謝らんで？大丈夫やから笑」

そう言って壱馬さんは笑ってみせてくれるけど全然大丈夫そうには見えない

壱馬「ただ、、」

A「ん？」

壱馬「LINEしてもええ、？」

A「え、もちろんだよ！？」

壱馬「……電話は、？」

A「電話も！」

嬉しくて笑顔でそう返事する

壱馬「っ、、わかった！これでまたAさんが日本帰ってくるまで頑張れるわ」

そう言って嬉しそうに笑った壱馬さん

なんで私と話せると頑張れるんだろ、

A「大袈裟だよ、笑」

壱馬「大袈裟じゃないんやけどなぁﾎﾞｿｯ……よし！じゃあ帰るか！」

さっきとは打って変わって元気にそう言った壱馬さん