キム社長と秘書３

驚き ページ14

YG「先日はどうもありがとうございました」




NJ「ああ どうも。」






それからすぐ 大きなパーティーがあって

新社長とはまた顔を合わすことになった。





YG「また あとで話せるか」


『はい また』




親しげに手を降って挨拶を交わしていった。



　


JN「もしかしてあの人がミン社長？」


NJ「ああ」



　

JN「へぇ カン社長とは全然タイプが違うね」


NJ「ああ」




JN「Aさんとは親しそうだね」



NJ「ああ」



JN「ああしか言わないけど」





二人が話す姿はとても絵になる。


自然な笑顔で話すAさんを見てるのは

やはり嬉しいものではない。



『なにか飲まれますか』



俺やジンに見せる顔は

しっかり者の秘書。




あの人には、見せたことのない顔も

見せてきたのかもしれない。













しばらくいろんな会社の役員たちと挨拶をしたり


仕事の話をしたりして、それぞれ動いた。









JN「おい、ちょっと」




ジンに呼ばれたので、他の人に挨拶をして

もとの場所へ戻ってきた。





JN「今耳に挟んだんだけど、知ってる？

　 Aさんの話」


NJ「何の話だ」



JN「Aさん あのミン社長から声かけられてるって

　 秘書としてこないかって」





そんな話 聞いていない。


秘書としてって、うちに勤めてるのにどういうことだ





NJ「知らない‥なんだその話。引き抜きということか」



JN「わかんないけど多分」







予想もしてなかった。



あの社長は そんなことをするのか。






JN「辞められたら困るでしょ」



NJ「それはそうだが」








どうするべきか。



冷静に 対処しなくてはいけないところだが。

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