聞こえる男【JM】２

お誘い ページ3

JM「じゃね おやすみ」



『‥ん』




〘好き好き好き〙



今日もハグして別れる。






『今日も好き』


JM「うん」






こうやって言葉にもしてくれる。




JM「今週末 どこ行こっか」


『うーんそうだね‥』





休みの日にはだいたいどこかへ出かけている。

定番っぽいデートはかなりしてきたと思う。






『あのさ』



JM「ん？」



『たまにはお家デートはどうでしょう』




JM「あー‥いいよ うん」




一瞬戸惑ってしまった。





『違うよ、その、別に変なお誘いじゃないよ』





バレてた。







JM「変なお誘いってそんな‥」



『だって、そういうプレッシャー与えたいわけじゃいから』



JM「‥ハッキリ言うね」




『ただ、お互いの部屋にはそろそろ行っておきたいなって』




JM「それは確かにそうかもね。Aさんち見たいな」




『じゃあ家で決まり！まったりしよ〜』







Aさんの家‥

緊張しないわけないけど

二人でまったり過ごせるのもすごくいいなと思う。



俺から言わなきやだったかな。




Aさんは本当に言葉にして伝えてくれる人だ。




こんな俺だから、それはすごくありがたい。

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