咄嗟に ページ7
『ね、ここなんだけど』
うわいい匂い
JM「はい。こうですか」
『うん、ここのところ頼みたいんだけど』
俺のPCの画面をAさんも見てる。
肩が近くて緊張する。
今日はまた 仕事のことで隣に来て話されてるんだけど
意識しすぎな自分が恥ずかしい。
近いな。
Aさんが近くにいる。
触れたらわかってしまうのに。
距離を保ちつつも、やっぱり触れたいって思ってしまうのは
人としての本能なのかな。
それでも俺は触れないようにするけどね。
『ありがとね。じゃ、お願いします』
PCから顔をこちらに向けてにっこり微笑みかけられたら
胸の中がトクンってするのが自覚できた。
ああ 俺はこの人を意識してしまう。
いつも目で追ってるし、話すとドキドキするし。
今もこうして胸が少し痛くなるほど。
「Aさっきの件オッケーな」
そこへ通りかかった部長が話しかけてきた。
『ありがとうございます』
「なんだよもう休憩か」
『違いますよ仕事の相談です』
部長は仕事のできる人だけど
絡み方が少しめんどくさい。
「とか言って後輩のとこ来て遊んでるだろ」
『違いますって』
「パクも断れよ先輩のパワハラは」
JM「‥ハハハ」
愛想笑いするしかなくて情けないけど。
『じゃ、戻ります。ジミンくんありがあわ』
立ち上がったAさんが向きを変えた瞬間よろけた。
部長が腰を抱くように支えようとしたけど
咄嗟に、俺が腕で支えた。
一瞬の出来事だった。
多分本能で嫌だと思った。
部長に密着するのが嫌だと思った。
『あ ごめん ジミンくん』
JM「‥いえ」
「気をつけろよ」
部長は去っていって、Aさんも俺の腕の中から出て
何もなかったみたいに自分のデスクに戻っていった。
TH「ジミン なんて顔してんの」
JM「ああ」
TH「今 触ってたね思い切り」
JM「‥うん」
TH「‥にやけてるよ」
ダメだ。
だって聞こえたのはあまりにも意外な一言で
〘うわジミンくんの腕しっかりしてる‥‥///〙
なんだよそれ。
聞こえなかったことにしなきゃだけど。
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ごまきち(プロフ) - michimimiさん» ありがとうございます☺鋭いっ (12月30日 11時) (
レス) id: 3ef5eff40b (このIDを非表示/違反報告)
michimimi(プロフ) - いつも楽しみに読ませてもらってます！ありがとうございます！ライバルその�，里△箸蓮⊂�し前にチラっと書いてあったその�△里△諒�かな〜って、ワクワクです！ (12月29日 22時) (レス) @page49 id: b5b022bd18 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - あこさん» ありがとうございます☺楽しみにしていただけて感謝です(≧▽≦) (12月24日 21時) (レス) id: 9ff86c632c (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 更新ありがとうございます🍀毎回二人のもどかしい気持ちをドキドキしながら楽しんでます(*^^*)続きを楽しみにしていますね😊 (12月22日 11時) (レス) @page37 id: c61c62757d (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - Mさん» ハグううう笑。キュンとしてもらえたら嬉しいです😁 (12月19日 5時) (レス) id: 9ff86c632c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2023年12月8日 5時
