一瞬 ページ37
JM「ごめんね 心の中言われても嫌だよね」
『私こそごめん』
気まずい空気になってしまうのか。
幸せな恋愛なんて やっぱり難しい？
触れずにいるしかないのかな。
『あのね、気になることがあって』
『黙ってたからよくないよね。ちゃんと話す』
JM「うん」
なにか意を決したみたいに話そうとしてくれるから
緊張しながら、最悪の覚悟もしなきゃとどこかで思った。
『その‥どこが触れても聞こえるの？』
JM「どこがって、どういうこと？」
『その、手や肩や体の表面に触れると聞こえるんだよね。
じゃあさ、その 口でキスとかは できるのかな‥と』
JM「キ‥」
少し顔が照れてるのがわかる。
もしかしてさっきAさんは キスがしたかったのかな
JM「キスでも 触れてるから聞こえるよ」
『聞こえるんだ‥』
JM「うん 普通に聞こえちゃう」
『ていうか聞こえたことあるんだ‥‥』
ん？
『心の声聞こえてでも、キスしたことあるんだ‥‥』
そこ？
JM「なに イヤだった？」
『ううん別に』
JM「やきもち？」
『‥そんな相手がいたんだなって。ちょっと悔しいけど』
正直に話してくれてる。きっとそうだ。
こんなに恥ずかしそうで悔しそうな顔は初めて見た。
気持ちを気にしてると、そんな俺の手を握る小さな手。
『好きだよ』
『すごく好き』
『だから触れたいし触れられたい』
『何もためらわずに ハグとかしちゃダメ？』
まるで、心の声をさらけ出すみたいに、喋ってくれてる。
JM「でも俺には聞こえるよ」
『うん。わかってる。でも、したいって思うの』
〘帰り際くらいジミンくんとくっつきたい〙
こんなまっすぐな思いに 応えない自分が情けなくなる。
JM「‥キスしよっか」
一瞬の触れるだけのキス
時間が止まったみたいに 何も聞こえなかった
『‥‥なにか聞こえた？』
JM「一瞬だったから」
『‥そっか』
JM「ごめん 足りない」
聞こえちゃうかとかそんなこと この愛しい人を目の前に
もう何も考えられなくて
今度はしっかりと口づけた。
〘好き〙
それしか聞こええこない
JM「好きだよ」
フェアじゃないから、俺は言葉で伝えよう。
『うん‥好き』
二人の言葉が口から溶け合うみたいな
不思議な感覚がした。
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ごまきち(プロフ) - michimimiさん» ありがとうございます☺鋭いっ (12月30日 11時) (
レス) id: 3ef5eff40b (このIDを非表示/違反報告)
michimimi(プロフ) - いつも楽しみに読ませてもらってます！ありがとうございます！ライバルその�，里△箸蓮⊂�し前にチラっと書いてあったその�△里△諒�かな〜って、ワクワクです！ (12月29日 22時) (レス) @page49 id: b5b022bd18 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - あこさん» ありがとうございます☺楽しみにしていただけて感謝です(≧▽≦) (12月24日 21時) (レス) id: 9ff86c632c (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 更新ありがとうございます🍀毎回二人のもどかしい気持ちをドキドキしながら楽しんでます(*^^*)続きを楽しみにしていますね😊 (12月22日 11時) (レス) @page37 id: c61c62757d (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - Mさん» ハグううう笑。キュンとしてもらえたら嬉しいです😁 (12月19日 5時) (レス) id: 9ff86c632c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2023年12月8日 5時
