帰り道 ページ11
TH「おつかれさまです」
『あ どうも』
図書館を出てから少し寄り道してると、
仕事を終えた感じの彼女が歩いていた。
『今帰りですか』
TH「そこでコーヒーのんでたら、遅くなっちゃいました」
『本読んでたんですか？』
一緒の方向だというので、軽く話をしながらあるき出した。
TH「一人暮らしなんですよね」
『ええ』
TH「俺の家の近くですね多分」
普通に世間話をしながら、ゆっくりと帰った。
TH「こんな遅くまで大変ですね」
『まぁ大体ラストまでですね。その分はじまりは遅めにしてもらう日もあります』
TH「子どもさんがいる方が多いんですね」
『え？』
TH「すみません‥さっきそんな話」
『あーもしかして図書館で。聞こえてましたか』
TH「聞くつもりはなかったんです」
『いいですよ。結婚の予定もない独り身なんで』
優しく、自虐的な笑顔で前を向いた。
突っ込んで聞いちゃいけない気がして、話題を変えた。
『すみません送ってもらって』
アパートの前まで来たところで、彼女は頭を下げてきた。
顔を上げると、俺を見て驚いたみたいに目を見開いた。
いや、俺 じゃなくて
俺のうしろにいる人だ。
彼女の視線の先を振り返ると、一人の男の人。
『来てたの』
JK「はやく入れて」
二人のやりとりがあまりにも慣れた感じで
ああ 恋人なのかなってそう思った。
独り身っていってたのに。
『じゃ、ありがとうございました』
TH「ああ、うん。また」
なんだろう。
彼氏にしては、嬉しそうじゃないような。
男も俺に挨拶するわけでもなく、
背中を向けて彼女と一緒に入っていった。
感じ悪いな。
たまたま送ってきただけ
図書館で会うだけの知り合いだけど
彼女の素顔を少し見た気がして、妙に気になった。
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ごまきち(プロフ) - ARMYtomoさん» ありがとうございます☺温かいお言葉、感謝です。そうですね、希望をもって☺ (10月27日 4時) (
レス) id: 1d8184d8d9 (このIDを非表示/違反報告)
ARMYtomo(プロフ) - 体調が万全でない中での投稿、ありがとうございます。いつも楽しみにしています。ガチ勢、万歳💜私もその一人。好き💜が強い分、気持ちのup downは激し目ですが、「2025」を希望になんとか耐えましょう。ごまきちさんとバンタンの毎日が幸せでありますように。 (10月27日 0時) (レス) @page50 id: a2c77bcb03 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - ふしぃさん» ありがとうございます☺温かいお言幸せな日々でありますように。 (10月14日 5時) (レス) @page43 id: 07a58192e9 (このIDを非表示/違反報告)
ふしぃ(プロフ) - ごまきちさんのお話が大好きです！体調の心配もある中更新ありがとうございます😢私お知らせがトラウマになってしまうほど入隊の事実がつらくて何も手につかないときもあります。。どうかごまきち様とバンタンのそばにいつも平和と幸せがあるように願っています…！ (10月13日 7時) (レス) id: 019083e2c0 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - ランドさん» ありがとうございます☺彼目線で進めて来ました。続編は少し変化するかもです。お付き合いくだされば嬉しいです。 (10月13日 5時) (レス) @page50 id: 07a58192e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2023年10月2日 5時
