乾杯 ページ21
ドライヤーで髪を乾かしてると、
人の気配がした。
おおお
これは 予想以上。
髪が濡れていて、バスローブで彼は現れた。
JK「‥‥‥」
何か言ってよ
気まずいじゃん。
とはいえ、これはセクシーすぎてラッキーということで。
髪を乾かしてるフリをして、横目で彼をガン見する。
いやぁやっぱりいい身体。
胸元少しはだけてるけど。
あれ胸筋だよね。
なにあの厚み。
んで、絶対に腹筋割れてるじゃん。
ジロジロ見過ぎかな。
でも彼は私の方全く見ないし。
気づくと彼はドアを開けて出ていった。
髪を乾かし終わった頃に戻ってきて、
缶ビールを両手いっぱいに抱えて入ってきた。
『売ってたの？』
JK「はい。自販機で。飲みます？」
『いいの？ありがと』
ベッドの横にある小さなテーブルに缶ビールを並べて、
さっきコンビニで買ったというおつまみも置いて
二人で乾杯をした。
『おつかれーあーおいしい』
JK「まさか帰れなくなるとは思いませんでした」
『だよね。私は前にもあってさ。宿もなくて最悪だったよ』
JK「どうしたんですか？」
『駅の中のベンチで座って寝た』
JK「うわ女の人はキツイっすね」
『そうだよ。寒いし変なおじさんが寄ってくるし、最悪で
挙句の果てに、朝起きたら荷物取られてたんだから』
JK「それ最悪ですね」
お酒のおかげもあって、ようやく気まずさも消えて
いつものように話ができてほっとした。
『いつも飲んで寝るタイプ？』
JK「はい。飲まないと眠れないんで」
『けっこう飲んでるよね。ペース早いし』
JK「酔うとすぐ寝ます。かなり飲まないとですけど」
『じゃ今日は酔って寝るチョンくんが見れるわけね』
JK「その前に寝てくださいよ」
『やだなぁ先に寝るの』
JK「俺だって嫌ですよ。俺いびきとかかきそうだし」
『男の人はいいじゃん。女でイビキとかよだれとか
それこそ嫌だよ。私寝相悪いし寝言言うし』
JK「寝言言うんですか」
『らしいよ』
JK「へぇ」
なんか顔が引きつったような‥
ひかれたかな。
『だから私より先に寝てね。』
JK「夜型なんでなかなか寝ないですよ」
『どんどん飲んで』
JK「ズルいし」
『いいから。ほら、もっと買ってこようか』
JK「笑」
あーその笑顔は反則だってば。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1179人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ごまきち(プロフ) - rys524さん» ありがとうございます😊誰かの励みになるのならこんなに幸せなことはないです。お仕事頑張ってくださいね☺ (8月27日 13時) (
レス) @page48 id: 61b34cac10 (このIDを非表示/違反報告)
rys524(プロフ) - はじめまして😊すっかり虜になってます。ジョングクもソクジンも大好きで😍この夢のような展開に悶え苦しんでいます😆もう早く読みたくって仕事頑張れます！辛い1日が終わってこれを読むのが今の私のご褒美です😍 (8月27日 10時) (レス) id: d26f24ffc7 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - 凛さん» ありがとうございます😊ソクジンやっております。 (8月27日 9時) (レス) id: 61b34cac10 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - 鹿さん» 暴行罪ですか笑😂お大事に‥ (8月27日 9時) (レス) id: 61b34cac10 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - うわぁぁぁ！なんてタイミング！ソクジンやってくれたー🙈でもそんな展開も好きです← (8月27日 8時) (レス) @page48 id: f825413662 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ごまきち
| 作成日時：2023年8月20日 20時
