マイナス10kgの恋【YG】

話し合い ページ10

YG「おい」




『あ ユンギさん』






今日も一人で残業かよ。




昨日の今日で気まずいけど、まだいたらと思って来てみた。

むこうも気にしてるだろうし。






『みてください。これ』


なんか明るいな。


なにかと思えば、引き出しを開けて見せてくる。





『お菓子、全部片付けました。もう食べません』





YG「そっか」




『はい。もっと、努力します。すみませんでした。
　もう、食べないし食事制限ももっと、運動も‥』












YG「いいか座って」



隣の空いてるデスクに座らしてもらって、

改めて向き合って話すことにした。





YG「‥俺も 昨日は言いすぎた」




『いえ、当然です。私が悪いです』



YG「でもさ、わかってても食べた理由があるんだろ」


『理由‥‥』




YG「ていうかさ、そもそも何で太ってんの」




『それは、小さい頃から、家系かと』



YG「そんな人いるか？運動や食事制限しても
　 痩せられないなんてことあんのか」




『それは‥病気とか、薬の副作用とか‥きますけど』




YG「お前はなんの病気でもないよな」




『はい』




YG「絶対に、太る原因があるだろ。そこをかえない限り
　 解決しないんじゃねえの」




『‥はい。そうだと思います‥‥ぅ‥』






YG「だーー泣くな怒ってんじゃないから」




『違うんです。その通りだなと思って。』

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