マイナス10kgの恋【YG】

初めて ページ47

YG「変態とか言うか」



『すみません‥調子のりました』



YG「変態ってのはな‥どういうことか教えてやろうか」



『え こわいですやめてくださいごめんなさい』




YG「フッ冗談だよ笑」




『ユンギさん冗談なのか本気なのかわかんない時あります』



YG「半分本気だよ。むちむちしとけ。
　 胸とか太ももは痩せなくていい‥」




『‥‥‥』



YG「引くなよ」







こんな冗談も気にせず言える関係だけど、


じゃあ触れられるかと言えば、まだできない。





Aは俺が初めての彼氏っていうし




告白したのも、俺が初めて


キスも初めて



何もかもが初めてすぎて、毎日パニックになってる。





YG「ゆっくりやってこうな」





いろんな意味でな。





『はい。一個一個教えてください。』




YG「じゃ キスしよ」





まだ一瞬固まんだよな。




キスにはそろそろ慣れてくるかなと思うけど、

そうでもないらしい。

　



最初はぎこちない。



ゆっくり唇を合わせて

何度か角度変えて

少しずつ体の緊張をほぐしていく。


　



唇を舌でこじ開けて、少し侵入しようとしたんだけど




『んんっ』



ビクッとして離れちまった。





YG「悪い 嫌だったな」



『違いますごめんなさい。慣れなくて恥ずかしすぎて』



YG「ごめんな ゆっくりでいいから」




そっと抱きしめると、うるうるした目つきで顔を埋めてる。




可愛いから仕方ねえな。






これはまだまだ先は長そうだ。

ついに→←タイプ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す