マイナス10kgの恋【YG】

床ドンからの ページ43

『ユンギさんこそわかってます？これは床ドンという』



YG「そんなん知らねぇよ」




『女子がこんなんされたら、胸キュンドキドキでヤバイんですよ。私なんて女子じゃないって話ですけどこれでも』




YG「ドキドキしてんのか」





『しますよします こんなのされたことないんですから
　わたしのデブ人生において胸キュンなんてあり得ない』




YG「よく喋るなこの状況で」




『だって恥ずいですどうしたらいいんですか』



YG「黙って目閉じとけ」








酒のせいと言われたらそうかもしれない。




部屋に二人きりで 距離は近いし


もうこんなの抑えられるか






『‥‥///』





おでこに口づけたけど、まだ真っ赤なまま目を閉じてる。





YG「もっとしろって？」


『‥ちがっ//え』



YG「そんな照れんなよ 襲うぞ」



『‥‥///襲うとか嘘ですよね』



YG「なんでそうなんだよ」



『だってなんでそんなことするんですか
　デブでブタを‥からかわないでください』



YG「デブでもブタでもなんでも、いいよ」




『なんでですか 女なら誰でもみたいなことですか』



YG「アホか お前だからいいんだよ」




『はい？』




YG「お前ならデブでもブタでもいいってこと」




『なんですかちょっと私にはもう訳が分からない』




YG「とりあえず黙れ」







口を塞ぐみたいに長いキスをした。






『‥‥』





YG「そんな固まるかよ」




『え 何がおきました？』




YG「わかんなかった？もっかいしとくか」



『まってまってまってストップ///』







手でガードされたから、仕方なく横に寝そべって、天井を見上げてみた。







もう無理だ。抑えてたものが全部外れちまった。










YG「‥‥わかれよ。お前のこと好きなんだよ」

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