マイナス10kgの恋【YG】

食事 ページ15

YG「うま」






とりあえず頂くことにした。


予想以上にうまくてびびった。








『‥多いですよね』




YG「いやでも めちゃくちゃうまいな」




『‥ありがとうございます』





YG「お前も食べたら」





『‥はい。んーおいしい』






落ち込んでた顔がぱあって明るくなるんだな。


ほっぺがキラキラ光って見える。


パンパンだからか。







YG「食べるの好きなんだな。制限つらいだろ」


『はい。でも、お腹は引っ込みましたよ』



YG「いつもこれの半分くらいの量は食べてんだよな。
　 単純に作る量減らせばいいんじゃね」




『野菜いっぱい届くし、どうしても多く作れちゃうんです』


YG「冷凍とかしてとっとけば」


『作ったら出来立てがおいしくて。
　しかも残したらもったいなくて』




YG「あー確かに。おまえ絶対に残さないよな」




『残すのはあり得ないって育てられたので』





みんなが大きい家系って言ってたな。

なんか想像つくわ。





YG「‥‥俺食ってもいい？」



『ユンギさんがですか？』



YG「単純に量減らすんなら、お前の１人前を俺と分けたらちょうどいい。栄誉バランスいいし。」



『でも、ユンギさんがいいんですか』




YG「俺はむしろありがたい。お前の飯上手いし。
　 お前の食べる量も直接見れるし」




『いいんですか？私もユンギさんと食べられたら
　食べ過ぎないし安心です』





YG「じゃ、仕事は６時で上がる。そのあと、
　 一緒に飯食う ってことで。作るのとか手伝うわ。
　 材料費は俺出すから」




『いいですよそんなの』



YG「まぁそれくらいさせろ」







驚いてるけど、嬉しそうに笑ってる。


こんなことで、そんなにこにこすんだ。

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