告白 ページ20
「どうせさ、私なんてさ、どこもいいとこないよね。」
カイくんと飲みに来たが、気づけは自分自身の愚痴が止まらない。
カ「そんなことないと思うけど」
「だってね、あんなきれいでさ、スタイルのいい人たちとしょっちゅう会ってるんだよ。私なんて、ただのどこにでもいる一般人だよ。どこも勝てるとこないよ」
カ「そんなことないでしょ。
店でもいつも声かけられてるじゃん。
Aちゃんは、もっと自信持っていいと思うけど。」
「どこに自信もてばいいってゆーの」
カ「真面目に働くし、料理もうまいし、誰にでも優しいし。それに、顔も普通にかなり可愛いよ」
「普通に、じゃだめでしょ。相手は世界の人なのに。」
カ「自虐的すぎるって」
「わかってるけど、、信じたいけど、、」
話してたら、涙が出てきてしまった。
「ごめん、、ずっと誰にも言えなかったから」
その時、突然カイくんに、抱きしめられた。
カ「もう、やめたら？」
「何？」
カ「有名人の恋人、やめたら。こんなの見てられないよ。」
「だって、、でも、、、」
カ「俺なら、いつもそばにいるよ。」
「え？」
カ「隠すこともないし、堂々とデートだってできる。
何より、そんな風に不安にさせない。」
「本気で言ってる？」
カ「本気だよ。ずっと、好きだったんだから。
でもAちゃん全然俺のこと意識してないし、気づけば彼氏できちゃうし。」
「、、、ごめん、全然、、」
カ「言うつもりなかったし、彼氏のこと好きなのは知ってるから、無理に奪うようなことはしないよ。
でも、辛かったら、俺のことつかって」
「そんなこと、できないよ」
カ「だよな。でも。知っててほしかったから」
「、、ありがと。ごめんね、、、」
カイくんは、その後も気にしないでと言ってくれて、
普通に楽しく食事をした。
私は、自分のことでいっぱいいっぱいで、
知らないうちに周りの人を傷つけてるのかもしれない。
ホソクさんだって、ツライに決まってるのに。
勝手なこと書かれて、世間の人にいろいろ言われて、
どんな気持ちなんだろう。
私だけは、信じてあげなきゃ。
支えていくって、覚悟を決めなきゃいけない。
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ごまきち(プロフ) - boboboさん» ありがとうございます!またホビの優しさが伝えられるようがんばります☺ (2022年9月16日 4時) (
レス) id: e4156e75e4 (このIDを非表示/違反報告)
bobobo(プロフ) - ほんと最高です…。ぜひとも、これからもホビのお話を書いていただきたい。。。！！泣♡ (2022年9月15日 21時) (レス) id: 6615832b28 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - おかゆさん» ありがとうございます!嬉しいお言葉励みになります。ホソクいいですよね☺また上げれるよう、考えてみますね☆ (2022年5月29日 20時) (レス) id: 48b8082223 (このIDを非表示/違反報告)
おかゆ(プロフ) - ごまきち様が書かれるホソクさんが大好きすぎて、このお話を何周もして読んでしまうくらい大好きです🥰主様のご気分が向いたらで問題ないので、いつかまたホソクさんのお話が見たいです！ (2022年5月29日 12時) (レス) id: 851d6ff985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2022年5月17日 5時
