みんなの希望【HS】

甘い ページ15

HSside-----




俺たちは、お互いの気持ちがわかり、晴れて恋人になった。




やっと連絡先も交換して、毎日メールしている。




普通に会うのは難しいから、店でこれまでみたいに会うか、




相変わらずランニングで会うか。





でも、ようやく今日は、彼女の家に行けるのだ。







ピンポーン♪






「はーい」


パタパタと走ってくるA


　

ドアが開いて、久しぶりの彼女の笑顔を見た途端
抱きしめていた。





「///ホソクさん、、、」





HS『会いたかった』





「、、、うん」




HS『外じゃさすがにこんなことできないし』




「そだね。今日は家だしゆっくりしようね」




　HS『好きだよ』




「///」




HS『大好き。あ〜いくらでも言える笑』





「////わたしも」





HS『幸せだ〜』







幸せな時間の始まりだ。



はじめてお邪魔するAの部屋はきれいに片付いていて




可愛らしいデザインの家具や、使い込まれたキッチンなど
彼女らしい。






Aの手料理を食べて、最近の話をお互いにする。




Aは、うんうんって、いつも笑顔で聞いてくれる。





HS『ごめんね、なかなか会えなくて』



「仕方ないよ。わかってるから。」



HS『でも、さみしいよね？』



「さみしくないわけじゃないけど。
でもホソクさんが会いたいって言ってくれるから、
それで安心できるから」




HS『会いたいって言うことしかしてないけどね笑』





「それが、嬉しいよ。いつも言葉で伝えてくれるから」





HS『今日は言葉だけじゃなくて、触れたいけど』




「うん、、、」





彼女を引き寄せて、ソファに座らせる。




俺の足の間に座る彼女を後ろから抱きしめる。






HS『ずっとこうしてたい』





「フフフ笑」





HS『笑うなよ』





「ごめん。かわいいなって思って」




HS『Aといると甘えたくなるんだよ』




「どうぞどうぞ」




HS『Aは？言いたいこと俺に言ってる？
我慢してない？』




「してないよ。ホソクさん、いつも気にしてくれるから。
ありがとう。わたしは幸せだよ。」






HS『何でも言ってよ。約束』




「わかった。ホソクさんもね。ちゃんと甘えてね」




HS『じゃあもっと甘える』





ぐりくりと頭をAの首に押し付け、甘える。



「フブ笑 よしよし。かわいいね」




HS『これから可愛くないことしていい？』



彼女の頭に手を添えて、キスをした。

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