鼻歌 ページ9
HS「今日はありがとうございました。」
『こちらこそありがとうございました。またお願いします』
深々とまた頭を下げられて、こちらが恐縮するくらい。
入り口を出たところまで見送ってくれるらしい。
HS「あ 待って」
『え?』
髪の毛に何か小さな葉っぱみたいなのがついてる。
後ろで束ねてるから、ちょっと絡んでとりづらいけど。
彼女の頭に手をかけて、それをとってあげた。
HS「これ」
『あ//ありがとうございますっ』
近すぎたかな
一瞬目があったけど、すぐに逸らされた。
近くでみると本当に小さくて、俺の肩までしかない。
耳が真っ赤だし、明らかに動揺してる。
照れたのな。
本当に真面目そう。
HS「葉っぱがよく似合いますね」
『葉っぱが似合う?』
HS「飾らない感じが。ナチュラルというか。」
『‥?褒められてますかね』
HS「褒めてますよ。すみません変なこと言って笑」
また耳が赤いけど。
なんて可愛らしい人。
HS「ではまた」
嘘みたいに別人だったな。
でも顔は間違いなくあの人だった。
あんなに照れちゃって、、、清純そうだったな。
『チュー』
あの顔も忘れられない。
一体どういう人なんだろう。
これから仕事をするのが、なぜかすごくワクワクする。
次の約束を確認して、事務所へ戻る帰り道。
鼻歌なんか出てきちゃうくらい、気分がよかった。
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ごまきち(プロフ) - りぃさん» ありがとうございます☺同じお気持ちの方がいて救われます(T_T)楽しんで推す、私もそうしたいです (2023年3月28日 4時) (レス) id: c587f96da5 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - 完結お疲れ様でした(^^)いつも楽しく読ませて頂いておりました。そして、あとがきの…それな!過ぎて(T_T)リアコだの関係なく、好き過ぎて辛い期有りますよね^^; 公式もこちらの世界も今後も楽しんで推して行きたいです!次作も楽しみです(^^) (2023年3月28日 3時) (レス) @page45 id: ec20f9f1b8 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - sumikoさん» そうですよね(T_T)希望そのものです。 (2023年3月27日 21時) (レス) id: c587f96da5 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - ユンギを押しですが、ホビタンの兵役を聞いた時は涙が止まりませんでした。みんなの希望ですから当然ですよね。(´;ω;`) (2023年3月27日 12時) (レス) @page45 id: fdb03919c8 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - フネ55さん» ありがとうございます☺ホビたん楽しんでいただけるよう頑張ります☆ (2023年3月16日 19時) (レス) id: b7a5f11bb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごまきち | 作成日時:2023年3月8日 7時