修羅場 ページ49
『‥付き合うかはわからないよ。確かにまだ、今はだけど』
ジミンくんとのこの関係を、ハッキリと
言えないでいる。
告白されてて、食事に何度も行ってて、
友達以上恋人未満なんだって。
言えばいいいのに、私は言えなかった。
マネージャーなのに、浮ついてると思われたくない。
あとは、テヒョンさんとの関係を崩したくない。
あとは、
テヒョンさんのことが、、、
好き
なのかもしれない。
彼に近づく女の子にイライラするのも、
独占欲みたいなものがあるんだと思う。
彼に恋をしようと思えば、すぐにできる。
でも、そういう目で見ないようにしてる。
私はどうしたいんだろう。
どうするべきなんだろう。
ジミンくんの気持ちに応えずに中途半端で、
テヒョンさんにも隠そうとしたり。
TH「そうなんや」
少しの沈黙。
それを破ったのは、ノックの音と、可愛い声だった。
「おつかれさまでーす♪」
出たよ。
テヒョンさんをお気に入りの彼女。
今日もキラキラしてるよ。
『おつかれさまです‥』
「今日同じスタジオみたいなんで、来ちゃいました」
TH「‥おつかれさま」
「Vさん、メール昨日返ってこなかったんですけど〜」
TH「あ〜ごめん。寝ちゃって。」
なんだ。メールする仲なんだ。
ほんとにけっこう仲良しなんじゃん。
TH「Aちゃん、次何時だっけ。」
『15時半だけど』
TH「ちょっと眠い‥‥」
『え 寝ないでよあとちょっとだから』
テヒョンさんが私に話しかけたので、彼女はちょっと不満なのか、割って入って話しかけてきた。
「マネージャーさんって、照明のジミンさんと付き合ってるんですよね〜」
『え いや、付き合ってないけど』
「え〜聞きましたよ。もう、ラブラブなんですよね〜
隠さないでくださいよ」
『え、はい?何ですかそれ』
「抱き合ってるの見たって人がいるんですけど」
抱き合って、、って。
人前でしたこと、、、あったかもしれない。
『‥‥でも、付き合ってないから』
「抱き合ってたのは否定しないんですねフフ」
『やめてください。』
「えーでもお似合いだと思います。
ね、Vさんも思いませんか?」
‥それ聞くんかい。
やめてほしいほんと。
TH「お似合いだね。いいんじゃない。付き合えば」
うわ きついな。
1151人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ごまきち(プロフ) - フネ55さん» ありがとうございます☆ちょっとジミンスパイスを入れてる最中です。お付き合いくださり感謝です☺ (2023年1月29日 11時) (レス) id: 1debce441c (このIDを非表示/違反報告)
フネ55(プロフ) - お話、とても面白いです!ジミン君との関係が動き出してワクワクしてます…!いつもマメな更新ありがとうございます! (2023年1月29日 8時) (レス) id: 1e34f72837 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - にゃんさん» ありがとうございます☆ドキドキをお届けできたら嬉しいです☺ (2023年1月28日 14時) (レス) @page42 id: 1debce441c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - お話しとても好きです。更新の度にドキドキ♡ (2023年1月28日 9時) (レス) id: 9fec16a902 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ごまきち | 作成日時:2023年1月22日 11時