灯り ページ46
JM「おやすみ。またね」
『うん、またね。』
終わるのが遅い私達の仕事。
たまにはやく上がれる日にご飯に行くけど、
帰ってくるともう夜中で。
辺りは真っ暗で、人ひとりいない。
手を繋ぎたいって言ってたけど、あれから結局繋いでない。
そこは遠慮してるのか？
彼は私に触れない。
そこが逆に彼の真剣さを表してるようで、
ちゃんと応えなきゃって感じる。
今日も私のマンションの前まで送ってくれて、
そこで別れる。
『あれ？なんで電気ついてるんだろ』
外から見える私の部屋に灯りがついてるのに気づいた。
JM「消し忘れた？」
『え、そんなはずないけど。
私いつも絶対に流れで消すはず。あれ？忘れたのかな』
JM「消し忘れたんじゃない？そういうこともあるよ」
『うん‥そうだよね。それしかないよね‥』
JM「もしかして誰かいるとか？」
『やめてよ。それ考えないようにしたのに』
JM「ごめん大丈夫だよ。うそうそ。
家族とか、合鍵持ってる人いないの？」
『いない。やだ、恐くなってきた。』
JM「確認するまで、ここにいようか。」
『うん。いい？ ごめんね。部屋入ったら電話する』
ジミンくんをエントランスに待たせて、エレベーターに乗って上がっていった。
部屋の近くまできたものの、灯りがついてるのが見えたら、
やっぱり恐くて近寄れない。
どうしよう。泥棒とかだったら。
私殺されたくないよ。
まさかね。
でも、可能性は０じゃないよね。
『‥ごめん。やっぱりついてきて』
結局、また下まで戻ってしまった。
JM「いいよ笑。やっぱり恐かったね」
ジミンくんが笑ってくれてよかった。
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ごまきち(プロフ) - フネ55さん» ありがとうございます☆ちょっとジミンスパイスを入れてる最中です。お付き合いくださり感謝です☺ (2023年1月29日 11時) (
レス) id: 1debce441c (このIDを非表示/違反報告)
フネ55(プロフ) - お話、とても面白いです！ジミン君との関係が動き出してワクワクしてます…！いつもマメな更新ありがとうございます！ (2023年1月29日 8時) (レス) id: 1e34f72837 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - にゃんさん» ありがとうございます☆ドキドキをお届けできたら嬉しいです☺ (2023年1月28日 14時) (レス) @page42 id: 1debce441c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - お話しとても好きです。更新の度にドキドキ♡ (2023年1月28日 9時) (レス) id: 9fec16a902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2023年1月22日 11時
