スーパーモデルの裏の顔【TH】

意識 ページ40

JM「急に誘ってごめんね。迷惑じゃなかった？」



『ううん、大丈夫』





ジミンくんはお店を予約していてくれて、景色のいい席で食事することができた。




『すごいね。よく予約できたね。』




JM「うん、実はね、結構前からチェックしてたんだ。
　 今日ならAさんと行けそうかなって。」




『前から予約してたの？』




JM「うん。一緒になるってわかってたし、もし都合が合えばと思って。ダメならキャンセルすればいいし。」





『ありがとう。
　よかったよキャンセルなんてもったいないもん。』



JM「よかった。喜んでもらえて。」





料理はとてもおいしくて、

少しお酒とか飲んで、とてもすてきな時間だった。





何でこんな日に、私はテヒョンさんと気まずいことになってしまったんだろう。





こんなに美味しい料理なのに、頭の片隅に、
なんとも言えない帰り際の彼の顔がある、




心から楽しめないやん。



あ、これテヒョンさんの訛りグセ。



たまにうつるんだよね。








JM「大丈夫？何か好きじゃないものあった？」





『ううん、全部おいしいよ。』






ジミンくんは、すごく優しい。


年下だからか、礼儀正しくて、丁寧な態度。


可愛らしい笑顔で、優しい口調で、接してくれる。


一緒にいて、ほっとする。







こういう人と付き合ったら、幸せなのかもしれないな。





彼は、どういうつもりで私を誘ったんだろう。


番号聞いたり、いろいろ声かけてきたり、こうしてご飯も。





もしかして、そういう感じなのかな。






わたしは？




彼氏なんてずっといないし、仕事仕事で、
それどころじゃなかった。





でも、別に恋愛したっていい。

わたしは一般人なんだし。


彼も一般人。













今までそういう目で見てなかったけど、
こうして二人で会うと、やっぱりそれなりに意識する。




JM「？どした？そんな見られるとはずかしいんだけど笑」


『あっ ごめん//』




JM「見惚れてた？なんてね笑ハㇵ」



『いやごめん考え事してて』



JM「そうなんだ。」

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