スーパーモデルの裏の顔【TH】

出会い ページ2

『こんにちは〜』







ここはとある芸能事務所。







カフェでバイトをしてるんだけど、

デリバリーのハンバーガーとドリンクのセットを届けるためにやってきた。





これまで数回ここへ届けたことはあるんだけど、

華やかな世界の裏側って感じで、ちょっと緊張してしまう。







たまに有名人を見かけたりもするけど、仕事中なので
スルーしてはいる。





そこの奥の部屋に入って机に置いておいて



スタッフさんと思われる人にそう言われて、中へ入った。







『失礼します』




ノックをして中へ入ると、男性が二人椅子に座っている。








『デリバリーです。こちらへ置いておいていいですか』



mg「ありがとうございます。そこでいいです。」





スーツを着たマネージャーらしき人？にそう言われて、
机の上に食べ物を置いた。








もう一人の男性は、雰囲気から
出る側の人だろうと思う。




服装も派手だし、
かっこいいオーラを放ってる気がする。





アイドル？モデル？俳優さん？




直視しては失礼なので、届けるものだけ袋から出して、丁寧にセットして、極力見ないように去ろうとするんだけど。





すごく視線を感じる。




なんだろ。


ちらっとその芸能人であろう人を見たら、目があった。







うわっ





イケメンすぎる。





見たことないよこんな人。





さすが芸能人。







TH「‥‥」


mg「ありがとうございましたあとはやるので」





『あっではお願いします』





何か言いたげだったような‥‥



遮るようにマネージャーさんに言われて、

早く出ろという意味かと思って、急いで出てきた。




気のせいかな。


それにしてもイケメンだった。

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