男の話 ページ46
「Aももう大人だ。だが、やはり大事な娘だ。」
JN「はい」
緊張する。
ここからが多分本題だろう。
「お前と一緒なら安心だが、今後もわたしたちに遠慮して外で会うことばかりでは、不都合だろう。」
JN「不都合‥ですか」
「同じ家にいるんだから、恋人として過ごせばいい。」
JN「いえでも仕事は仕事です。」
「業務が終われば、普通に恋人として過ごせばいいだろう。Aの部屋でならそういう過ごし方もできるだろう。」
JN「‥お嬢様のお部屋は‥」
「お前は遠慮して入ってないだろう。」
JN「‥はい。」
「昼間からイチャイチャされたら腹もたつが、
仕事を終えてから、二人で過ごすくらい構わない。
むしろ、外へ連れ出して遅くなる方が心配だ。」
JN「そうなんですね。昨夜はすみませんでした。」
「外でデートしたいならすればいいが、無理して家でよそよそしくする必要もないだろう。」
JN「なかなか仕事とプライベートは両立が難しくて」
「条件を出す。いいか。」
旦那様は怒ってるわけではないとわかった。
むしろ応援してくれてる、と捉えてもいいくらいだ。
ただ、やはり昨夜みたいに遅くなるのは心配なんだろう。
「恋人として過ごすのは仕事を全て終えた後で。
Aの部屋でのみ。ということなら、できそうか。」
JN「‥承知しました。」
「ジミンが帰ってきたら、二人で暮らすことも許可する。」
JN「‥ありがとうございます。」
「あともう一つ、絶対に守って欲しい。」
何だろう。まだ心配があるのかな。
「結婚するまで、子どもはなしだ。
そこだけは順番を守れ。」
予想もしてなかった発言に、言葉を失った。
「こんなことは言いたくないが、やはりできちゃった婚というのは聞こえが悪い。ただでさえ、執事と一緒になるというだけで、いろいろ言われやすいんだ。
そこへそんなことになれば、批判は免れない。
私でもそこは守ってやれない。」
JN「はい。それは、十分肝に銘じております。」
「Aは真っ直ぐな子だ。好きだとどこまでも突き進んでお前にわがままを言うだろう。
男として、そういう面だけは気を付けてくれ。」
勘付かれたのか。
避妊はちゃんとしろということ。
そういう意味だろうと理解した。
JN「はい。承知しました。」
そう答えるしかできなかった。
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ゆい - ごまきちさん» わかります！！私もみんな好きなんですけど、たまに「あ〜ホソクもいいな〜」とか「テテ可愛いな〜」とか思ったりします！(笑) (2023年3月24日 11時) (
レス) id: 15a6fad6dc (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - ゆいさん» わたしはゴリゴリのナムペンです。でも全員大好きです☺ (2023年3月23日 17時) (レス) id: c587f96da5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - ごまきちさん» やっぱり自分の推しを無意識に追うのって、みんなやっちゃうんですかね？ごまきちさんは誰ペンなんですか？ (2023年3月23日 11時) (レス) id: 15a6fad6dc (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - ゆいさん» 祝ジンペン。無意識に追うってのが、やっぱり好きのサインですよね〜わかります。 (2023年3月22日 18時) (レス) id: c587f96da5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - お久しぶりです！あの後ジンペンになりました！！このお話が完結して1週間もありませんでした(笑)私がジンペンになれたのは、紛れもなくこのお話のおかげです！！本当にありがとうございます😊今ではバンタンの動画見てる時、無意識にジン君を目で追っています(笑) (2023年3月22日 17時) (レス) id: 15a6fad6dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2022年12月5日 6時
