はい お嬢様【JN】

密事 ページ38

クールでドライにしてるのに





ああ結局やってしまった。

















『寝るね ソクジン』




JN「おやすみなさいませ」






さっき、いつもの寝る前の挨拶をした。





すると、目の前まで接近してくるA




『おやすみの、キス』




んっと 目を閉じて待ってるし。






いや無理だって。






指を２本横にして、キスの真似みたいにそっと当ててみた。






JN「はい おやすみのキスです」



『違うし。唇じゃなかった』





JN「そうですか？見えてなかったですよね」




『わかるよソクジンの唇は柔らかくて気持ちいいもん』






しまった。油断した。



自爆しかけた。



そんなこと言われたらしたくなるじゃないか。






『誰も来ないから』




JN「‥‥一回だけですよ」






チュ っと軽く触れるだけのキスを一瞬した。





『ヘヘ///』






照れる彼女が可愛すぎて、罪悪感が吹き飛びそうだ。







『でも、もっとしたい』






背伸びをして、俺の襟に手をかけて、
彼女の方から口づけをしてきた。






こんなの拒めるか？









少しだけ、、、、






すぐにやめよう、、、、






そう思うのに、気持ちのいい口づけはやめられなくて。






いつでもできるわけじゃないし






人に見られたらまずいし





そう思えば思うほどゾクゾクもして




いけないことをしてる感じが逆に燃えてしまうというのか。








ガチャ





『‥っお母さん どうしたの？！』



JN「あ、温かい飲み物でもお持ちしましょうか」









慌てて離れたけど、冷や汗が出た。







「仲がいいのね。羨ましいわ。」






『‥え』






「お父さんには内緒にしておいてあげる♡おやすみ」








変な汗が止まらなかった‥‥。




屋敷の中は十分に気をつけねば。

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