これまで ページ3
『ねえ、いつまでお嬢様って呼ぶの？』
JN「お嬢様にお仕えする限りは。」
『私がおばさんになっても？』
JN「ご結婚されて、大人になられたら、
その時は奥様、とお呼びすると思いますが」
『もう大人なんだけど。成人してるし。』
JN「いつまでもお嬢様はお嬢様ですから」
こんな感じで、ソクジンは大人ぶる。
いや、実際に大人なんだと思う。
私よりも年も上だし、世間の常識もよく知っている。
頭も良くて、冷静で、穏やかで。
小さい頃は一緒になって遊んでいたと思ったのに、
うちで働き始めた彼は、すごく大人の男の人になっていた。
そして、私のことをお嬢様扱いという名の、
子ども扱いをする。
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ソクジンの父親は、うちの執事をしていた。
彼の家は、代々うちに仕えている親しい間柄。
私がまだ幼かった頃、彼の家族は住み込みで働いていたので
とても親しかったのを覚えている。
優しい執事さん、という印象しかない。
怒ったのを見たことがないくらい、いつも穏やかで、
冷静で、私たち家族のために働いてくれていた。
年上のソクジンは、私のお兄さん。
何でも教えてくれて、助けてくれて、
頼りになる幼馴染とでも言ったらいいのか。
『ソクジン一緒にやって』
『ソクジン教えて』
『ソクジン‥』
弟とは少し歳がはなれてたので、私は毎日のように彼に甘えて、常にひっついていたような気がする。
それが変わったのは、彼が中学生になる頃。
うちを出て、家族で家をもったと聞いたときにはとてもさみしかった。
おじさんはずっと働いてくれていたけれど、
ソクジンはうちに滅多に来なくなった。
でも、その数年後、彼が大学生の頃に、彼の両親は不慮の事故で帰らぬ人となる。
いろいろ大変だろうからと、よく食事をしたり、いろんな相談事をうちの父としていたのは記憶に残っている。
そして、彼の学費をうちがもつことになったと聞いた。
大学に通いながら、うちのお手伝いをするようになり、
卒業とともに、執事としてうちで働き始めた。
そして、今日も私が呼べば、
JN「はい お嬢様」
って、いつでも答えてくれる。
あなたは、執事なんだよね。わかってる。
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ゆい - ごまきちさん» わかります！！私もみんな好きなんですけど、たまに「あ〜ホソクもいいな〜」とか「テテ可愛いな〜」とか思ったりします！(笑) (2023年3月24日 11時) (
レス) id: 15a6fad6dc (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - ゆいさん» わたしはゴリゴリのナムペンです。でも全員大好きです☺ (2023年3月23日 17時) (レス) id: c587f96da5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - ごまきちさん» やっぱり自分の推しを無意識に追うのって、みんなやっちゃうんですかね？ごまきちさんは誰ペンなんですか？ (2023年3月23日 11時) (レス) id: 15a6fad6dc (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - ゆいさん» 祝ジンペン。無意識に追うってのが、やっぱり好きのサインですよね〜わかります。 (2023年3月22日 18時) (レス) id: c587f96da5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - お久しぶりです！あの後ジンペンになりました！！このお話が完結して1週間もありませんでした(笑)私がジンペンになれたのは、紛れもなくこのお話のおかげです！！本当にありがとうございます😊今ではバンタンの動画見てる時、無意識にジン君を目で追っています(笑) (2023年3月22日 17時) (レス) id: 15a6fad6dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2022年12月5日 6時
