あなたを支えたい【HS】part2

神様 ページ10

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最近のホソクさんは、何かまた悩んでいる。




しかも、話してもらえない。






何か悩んでる？って、聞いても



いや、大丈夫って、明るい顔して笑ってるけど、
絶対に、何か考えてる。





私には話せないこと？





この仕事について、ホソクさんの全てを知ってるような気になっていたけど、所詮、私は一部の部分しか関われてないのかもしれない。



仕事の詳しいことはわからないし。



プライベートな部分も、知ってるわけじゃない。




仕事以外でご飯行ったりもないし。



電話番号すら知らないし。




私達の関係は、あくまで芸能人と、ケアする医者。




そう、私はあくまでスタッフ。



特別な気持ちをもってはいけないのかもしれない。





それなのに、私の脳の錯覚はおさまらない。



見るとどうしようもなく、ときめいてしまう。
他の人といるのを目にすると、胸が苦しくなる。


ずっと変わらず恋に落ちたままなのだ。




こんな気持ちのまま、カウンセリングで手を握ったり、
寝てるときに体に触れたり、そんなことしてるのだ。




彼を癒やしたいという気持ちは本心だけれど、
自分も幸福感を得ているのは事実だ。





神様。




胸の中で、想うなら許されますか。




誰にも言わない。仕事にも出さないようにする。



それなら、もう少しだけ、この恋に落ちた自分を
認めてあげてもいいですか。

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