あなたを支えたい【HS】part2

成長 ページ5

それからも、先生とのカウンセリングは続いた。




体調確認して、リラックスの方法試させてもらったり、
世間話したり。




たまに仮眠室としても使わせてもらってる。



ベッドで寝るのは俺だけらしいけど。




ユンギヒョンはソファで横になって寝るらしい。




他のみんなは寝るより話したいって。









NJ「調子いいな」




HS「そうだね。最近は全然前みたいなことはないよ」




NJ「メンタルコントロールできてるんだな」




HS「はやめに休むようにしてるしね。
あと、溜め込まないようになったかな。」




NJ「愛しの先生のおかげだな」




JN「なに？愛しのって？なんの話」




NJ「大切な人がいると頑張れるって話」




JN「やーお前たち熱い話してるなぁ」



YG「最近のホビの顔、すげえいいよな。よく聞くよ」




NJ「満たされてるんじゃないの」




HS「どうかな。でも、毎日幸せだなって感じてるよ」





そう、先生とのスキンシップから生まれる
幸せホルモンの効果はすごいらしい。





有名になるにつれ、世界中に全てを晒されてる気がして、
それがすごいプレッシャーとストレスになっていた。




例えるなら、高い塔の上で、一人で立ってるみたいな。


下からは世界中の人が見ていて。



怖くて仕方ないのに、踏ん張って立って、
顔は余裕なふりして。


そんな夢をよく見てうなされてたこともあったっけ。




でも、先生に触れられてると、
毛布で包まれたみたいな安心感がする。



下から見ていた人たちの顔が、優しく見えるようになった。




俺たちを愛してくれるたくさんの人を、
大切で幸せにしたいと、心から思えるようになった。




先生との時間が、俺を精神的に成長させてくれている。




今日もカウンセリング。




先生の温もりで、俺は幸せな眠りについた。

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