あなたを支えたい【HS】part2

好き ページ22

HS「なんかいろいろ誤解してたんだな、、、」



ホソクさんは、本当に力が抜けたみたいに
眉をハの字に下げて、困ったように笑ってる。





HS「でも、よかった本当に。同じ気持ちで。ありがと。」




『うん、こちらこそ。ありがとう。幸せだよ』




ようやく顔を見つめて、笑い合った。












HS「これからのこと、考えることは山積みだけど、
　 必ず、一緒にいれるようにするから。」







『うん。一緒に考えさせて』




HS「まずは、、、なにかな。電話番号聞いていい？笑」




『そこからだよね笑』






医者と患者であり、大スターとただのスタッフ。


その関係を越えた今になって、やっと番号を交換した。






HS「これからは、いつでも連絡して。俺もする」



『うん。声聞きたくなったら電話するかも。』



HS「今より会えるよね？」



『そうだね。でもここでばっかじゃなくて、
　たまには、部屋とかでも会えないかな。』



HS「俺の家なら、多分大丈夫。
　 そういうことも、これからなんとかしていこう。」




『無理しないでね。こういう立場なのはわかってるから』




HS「ああ。ありがと。」







おもむろに立ち上がったホソクさんは、私の隣に来て
座った。








HS「好きです。これからもそばにいてください。」



目を見て、しっかりと伝えられて、ちょっとうるっときてしまった。



『はい‥‥よろしくお願いします』





肩を抱かれて、幸せを噛みしめる。




『好き』





その言葉を伝えると一瞬彼の動きが止まった。




私の顔を改めて見て、微笑んだ。





HS「俺も。好きだよ」





優しいキスが降ってきた。




目を閉じて、幸せな瞬間に酔いしれた。





このまま、この人とずっと一緒にいられますように。



それだけを願っていた。

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