告白 ページ21
ソファに向かい合って座った。
『久しぶりだね』
HS「うん、キャンセルしてごめん」
『忙しそうだったね。体調は大丈夫？寝てる？』
HS「ああ 元気だよ。あまり眠れてはないけど」
『そっか……』
久しぶりに話せることにほっとした。
もうこんな風に話してもらえないかと思ったから。
HS「大丈夫？さっきの」
『ああうん、ちょっとびっくりしたけど。』
HS「守れなくてごめん、もっと早く気づいてれば……」
『そんなこと。助けてくれて嬉しかったよ』
HS「俺、いつも先生に支えてもらってきたのに、
困らせてるだけだよな。
いろいろ悩んでグズグズしてて。
そのくせ今日みたいなことあると、怒れてきて、、、
ごめん、今日こそは、ちゃんと話す。」
『うん。私もずっと話したかった』
HS「ごめん」
『ううん。』
HS「この間のは、成り行きとか勢いとかじゃなくて。
気持ちが抑えられなくて、、、キスした。
いきなりして、ごめん。」
『ううん。そんなの……』
HS「あのあと気持ち伝えようと思ったんだけど、
なかなか会えなくて、その間に彼氏いるって聞いて。
自分の気持ちが整理できなくて。」
『彼氏いるってきいたから、避けてたの？それはっ…』
HS「だって、恋人がいるのに、気持ち押し付けても迷惑だと思ったんだよ。引くべきかなって思ったりもしたけど、
無理だった。どうやったって、好きなんだよ。」
『……』
HS「彼氏がいても、俺は自分の気持ちは変えられなかった。だから、ちゃんと伝えるから。
俺は、先生のことが、好きだよ。
ずっと、好きだった。」
『…うん。』
HS「先生がどうであれ、俺は諦められないから。」
『私も、話していい？』
HS「‥‥うん。」
『彼氏なんて、いないよ。みんなが見たのはただの先輩』
HS「違うの？」
『そうだよ。
だって、ずっと好きだったから。ホソクさんのこと』
真剣に、鋭い目つきで話してたホソクさんの表情が
ふわっと柔らかくなった。
HS「ほんと？」
『ほんと。だから、キスされたの嬉しかったのに』
HS「えー‥‥」
ホッとしたのか、ソファに倒れ込んで項垂れている。
HS「よかった、、、めちゃくちゃ悩んだし」
『私も。避けられてると思ってたから、
ちゃんと聞けてよかった。』
HS「あ〜信じられない。力抜けた笑」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 707人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ごまきち(プロフ) - nnonnoさん» 悲しい展開中ですが、幸せなエンドに迎えるようにがんばりますね(^^)ありがとうごさいます! (2022年10月29日 20時) (
レス) id: c63b4217f2 (このIDを非表示/違反報告)
nnonno(プロフ) - あぁあぁあぁ。。ホビさんが泣き出した所で私も涙が止まらなくなりました( ;ᯅ; )また再会して欲しいと心から願ってしまいます！先生の去り方も本当に愛があってカッコイイ!!でもでもみんなが幸せになれますように✨✨ (2022年10月29日 18時) (レス) @page42 id: 498383e375 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - meito2さん» ありがとうごさいます!メンバー一人ひとりイメージしながら書いてるので気づいていただけて嬉しいです😆ジンペンさんに悪いなと思うんですが^^; (2022年10月25日 5時) (レス) id: c63b4217f2 (このIDを非表示/違反報告)
meito2(プロフ) - ごまきちさんの各メンバーの性格分析がドンピシャすぎて泣 読みながら叫んでいます!!!いつもありがとうございます♡ (2022年10月24日 23時) (レス) @page22 id: 37f92448aa (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - Suzyさん» ありがとうごさいます☺みんなかっこよくてたまりませんね。ナムさんセクシーすぎるんですよね^^; (2022年10月24日 22時) (レス) id: c63b4217f2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ごまきち
| 作成日時：2022年10月21日 18時
