接触 ページ3
今すぐに気持ちを伝えるつもりはないけど、
避けたり逃げたりするのは、もうやめたい。
そう思えば、これまで通りに先生と接することができた。
HS「最近どう?みんな忙しいから、先生も大変じゃない?」
『うん、みんなそれぞれに活躍してるから、すごいよね』
HS「先生って、家帰れてる?」
『たまにね、ここに泊まることもあるよ。』
HS「ここに?大丈夫なの?」
『鍵つけてもらってるし、朝早いときは帰るより都合いいときもあるし。毛布もあるし、いろいろ揃ってるから。』
HS「女の子なんだから、気をつけてね。」
『その、女の子ってやめてよ笑』
HS「部屋の前に用心棒雇ったら」
『じゃあグクとかジミンとかに頼もっかな。強そうじゃん』
HS「あいつら部屋に入り込んで居座りそうじゃん」
『フフフ確かに』
普通に笑って話ができるようになった。
『ホソクさんは?眠れてる?』
HS「うん、おかげさまで。今日昼寝してっていい?」
また、この部屋で仮眠させてもらうようになった。
HS「失礼しまーす」
ベッドに横になって、目を閉じる。
手に、温かいものが触れた。
先生の手だ。
‥‥手を添えてくれたんだ。
前は避けられたと思ったから、すごく嬉しい。
HS「先生の手、温かいね」
『常に冷やさないようにしてるから』
HS「温めるの大事ってよく言うもんね」
『体冷やさないように食べ物気をつけてるから』
ドキドキするような状況なのに、不思議とおちついてる。
HS「手を繫ぐってすごいね。落ち着く。
幸せホルモンだっけ」
『セロトニンね。スキンシップは大事だよ』
HS「じゃあ子どもが親に抱っこされてるのすごくいいんだね。いいな〜俺も子どもになりたい笑」
『家族やパートナーに頼むとか、友人でもいいから、積極的に触れてもらうように、アドバイスしてる』
HS「メンバーとはたまにするけど。肩組んだり、弟たちはそ
ういうの自然にやれるから。
でも、あえて触ってって頼んだら気持ち悪いな笑」
ちょっと間が空いた。
あれ?反応なくなったけど
突然、肩と右腕にピタッと先生が寄り添った。
横になった俺に、隣からハグするみたいに。
『私でもいい?』
HS「っ、え?」
驚いて思わず聞き返した
『スキンシップ 私でもいい?』
707人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ごまきち(プロフ) - nnonnoさん» 悲しい展開中ですが、幸せなエンドに迎えるようにがんばりますね(^^)ありがとうごさいます! (2022年10月29日 20時) (レス) id: c63b4217f2 (このIDを非表示/違反報告)
nnonno(プロフ) - あぁあぁあぁ。。ホビさんが泣き出した所で私も涙が止まらなくなりました( ;ᯅ; )また再会して欲しいと心から願ってしまいます!先生の去り方も本当に愛があってカッコイイ!!でもでもみんなが幸せになれますように✨✨ (2022年10月29日 18時) (レス) @page42 id: 498383e375 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - meito2さん» ありがとうごさいます!メンバー一人ひとりイメージしながら書いてるので気づいていただけて嬉しいです😆ジンペンさんに悪いなと思うんですが^^; (2022年10月25日 5時) (レス) id: c63b4217f2 (このIDを非表示/違反報告)
meito2(プロフ) - ごまきちさんの各メンバーの性格分析がドンピシャすぎて泣 読みながら叫んでいます!!!いつもありがとうございます♡ (2022年10月24日 23時) (レス) @page22 id: 37f92448aa (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - Suzyさん» ありがとうごさいます☺みんなかっこよくてたまりませんね。ナムさんセクシーすぎるんですよね^^; (2022年10月24日 22時) (レス) id: c63b4217f2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ごまきち | 作成日時:2022年10月21日 18時